広報あぐい

2025.01.01·15


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新年のごあいさつ 阿久比町長 田中 清高

明けましておめでとうございます。町民の皆さまにおかれましては、令和7年の明るく輝く新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

日頃は町政に対し、格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨年は、元日に発生した能登半島地震により、お祝いすべき始まりの日から悲しい出来事に襲われました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。本町においては被災者支援のため、合計14人の職員と令和5年3月に整備したトイレトレーラーを被災地に派遣し、給水や住家の被害認定などそれぞれの支援活動に全力を注ぎました。

予測することのできない自然災害に備え、本町を安全・安心なまちとするため、愛知県や近隣自治体、地区自主防災会など各方面と協力しながら災害対策を進めてまいります。

去る12月4日、阿久比中学校出身のモイセエフ・ニキータさんが東京ヤクルトスワローズに入団することが発表されました。約24年ぶりに本町にゆかりのあるプロ野球選手が誕生し、とても喜ばしいことと感じております。険しいプロの世界ではありますが、今後のご活躍をお祈りしております。

また、12月7日に「愛・地球博記念公園」で行われました「第17回愛知県市町村対抗駅伝競走大会」において、阿久比町チームは町村の部で優勝しました。全9区、30.2km周回するコースで、第1区では首位、第2区から第7区までは2位をキープし、第8区で首位に返り咲き、最終の第9区では2位に約2分の差をつけて町村の部優勝のフィニッシュテープを切り、見事3連覇を達成しました。

本年は、阿久比スポーツ村の整備として、令和8年に行われる「第20回アジア競技大会」の開催に向けて、陸上競技場の天然芝の張替えなどの整備を進めるとともに、アグスポ(交流センター)屋内プールの温水設備を整備し、阿久比スポーツ村全体が多くの皆さまにとって交流、憩いの場となる施設としてまいります。

地球温暖化対策推進事業として、地方公共団体実行計画の策定を行い、さらなるごみの減量化に向けて、ごみを可能な限り資源化するためのミックス古紙の回収や、SAF(持続可能な航空燃料)製造のため廃食油の回収など、将来にわたって健康で安心に暮らすことができる環境を次世代へ引き継いでいくための取り組みを進めてまいります。

シティプロモーションとして、本町のまちの魅力を町内外問わず、幅広い世代の方に知っていただくことを目的としたプロモーションブックを作成します。住み続けているからこそ知る風景や風情「あぐいらしさ」を皆さまに伝える内容となっております。ぜひご期待ください。

名鉄阿久比駅の周辺整備として、引き続き具体的な地区の選定や事業手法の検討をし、新たに地元合意の形成を進めるとともに、駅東側のアクセス道路の予備設計に続いて、詳細設計を進めてまいります。

4月からは組織の再編を実施し、新たな組織形態とする機構改革を実施します。これまで以上に町民の皆さまの信頼に応えることができるよう、本町の行政運営の適正な執行と合理化及び皆さまにわかりやすい行政サービスを引き続き進めてまいります。

本年も皆さまと共に「夢ある新しい阿久比町」を目指し、精いっぱい邁進してまいります。一層のお力添えをお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。