7月4日に総務建設委員会、文教厚生委員会を行い、それぞれの委員会に付託された議案の詳細な説明を受け、質疑を行った。
主な質疑は次のとおり。
令和4年度阿久比町一般会計補正予算(第4号)
- 農業安定化対策費は経営安定のための補助だが青色申告者限定としている理由。
- 共済組合の収入保険については国費が投入され、収入減少を補填しているものである。そのため収入把握の正確性が求められていることから、青色申告者を対象としている。
- 農業共済組合の収入保険に加入できる条件。
- 兼業農家も小規模農家でも加入できるが最低でも1年間、青色申告が必要になる。
- コロナ禍で一番問題なのは農薬、肥料などの資材が入ってこないことである。入ってきても価格が1.5倍となっていたりする。収穫減少に対する保険より、それ以前に問題がある。農業者と意見交換をするなど、問題や実態を把握し必要な手を差し伸べるのが行政のあり方である。
- 新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いた状況で、積極的に地域の話し合いを開催し、農業者の意見を伺いたい。
- 上水道事業会計補助金で基本料金補助が4か月分なのはなぜか。また、近隣市町の状況。
- 限られた予算の中で町民や事業者への効果的な援助を全町的に検討した結果の判断。
大府市、東浦町、南知多町、美浜町は新聞報道のとおり6か月分の補助。
令和4年度阿久比町水道事業会計補正予算(第2号)
- 令和4年度末の資金残高予定が12億1,133万6,000円とあるが、この使い道。また、何年も積み立てるのか。
- 今年度より八ケ谷配水場から役場までの基幹管路等の更新をしていく。積み立ては永遠ではない。全管路更新の場合費用が足りない。必要なところに必要な費用を投入する。
(副委員長 山本 良輔)
令和4年度阿久比町一般会計補正予算(第4号)
- 高性能空気清浄機は、コロナウイルス対策としての、実証データ等はあるか。
- パンフレットで確認したところ、コロナウイルスについては実証されていないが、インフルエンザウイルスが99%以上除去されているという実証はされている。もっと細かい1/6の微粒子も除去できることも実証されているので決めた。
- 高性能空気清浄機を使うことで、マスクが外せる等の利点はあるか。
- 除菌が一番の利点だと思う。マスクについては、教室内で外すことは今のところできないと考える。換気は、呼吸で二酸化炭素が増えるので1時間に1回必要になる。
- 電子黒板導入費用を、小中学校全教室に高性能空気清浄機を導入する費用にあてられないか。
- 学級閉鎖・学校閉鎖に備え、教室から各家庭に授業を配信する事が可能になる。学習は止めてはいけないので、今回予算計上した。
- 電子黒板、小学校で47台、中学校には計上がない。小学校に47台導入することで、小中学校すべてに導入できるという解釈でいいか。
- 普通教室に関しては、小中学校全て網羅できる。
意見
高性能空気清浄機は、コロナウイルスに対して科学的な裏付けがない。導入後も小学生にとって、今までの生活と何も変わらない。これだけの予算をつけて実施することなのかと思う。実施するなら、公民館等の高性能空気清浄機を減らしても全学年実施するべき。
意見
今回の高性能空気清浄機は群を抜いて性能が高いことが実証されている。空気清浄機の必要性は非常に高いと思うので、導入には賛成。
(副委員長 竹内 卓美)