一般質問 町政を問う > 田中千代子 議員
(菫の会)
問 病児病後児保育
答 児童の健全な育成を図るため必要な事業
阿久比町では子どもが病気になり、親が仕事などの都合でどうしてもそばにいてあげられず、面倒を見てくれる人もいない場合、近隣市町の病児保育施設に預けて働きに行っているのが現状である。
陽なたの丘の人口増に伴い、核家族の家庭も増え、早急に「病児病後児保育」の取り組みが必要と考える。
これまで「病児病後児保育」のニーズ調査を行ったことは。
平成26年1、2月に1,000世帯で行い、回収率61.3%。
「病児病後児保育」について今まで検討は。
近隣市町の実施状況と昨年度の本町の利用児童数の調査を行い、受け入れ態勢等を検討した。
町立保育園に行っている子どもで、昨年度病気で欠席した人数。
昨年度病気で欠席した児童の人数は延べ2,467人(保育園児数641人)
英比保育園に行っている子どもの家庭で核家族の数。
193家庭中159家庭。
「病児病後児保育」の必要性をどう考えているか。
いざという時の安心につながる支援。児童の健全な育成を図るためには必要な事業と考える。
問 阿久比町版総合戦略
答 ふれあいの森にデイキャンプ場整備
国は地域の少子高齢化に歯止めをかけるための施策として、各自治体に地域版総合戦略を策定するように求め、阿久比町も本年3月「阿久比町人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定した。
阿久比町の人口ビジョンからみえてくる課題。
陽なたの丘開発の影響が大きく、東部小学校区を除いて高齢化率が年々上昇。年少人口割合(0歳〜14歳)では、東部小学校区で急速に上昇し、求められる行政サービスが小学校区により異なる。
阿久比町版総合戦略の進捗状況は。
今年度中に、「阿久比町まち・ひと・しごと創生総合戦略」策定委員会で進捗状況や重要業績評価指標の達成度を検証する。
関連予算は。
関連予算は、新規の事業ばかりでなく、継続実施している事業も含む。
今年度新規事業は、「婚活応援事業」、「阿久比プレイガーデンプロジェクト事業」、「ふれあいの森デイキャンプ場整備工事」。
周辺市町との連携は。
知多半島5市5町で、知多半島観光圏協議会、中部国際空港を核とした知多地域振興協議会などで連携している。
今後の総合戦略の推進は。
総合戦略の各種事業は、委員会委員や子育て世代並びに女性の視点を取り入れ、有効な取り組みや事業等の立案・見直しを行い、総合戦略を推進する。