一般質問 町政を問う > 渡辺 功 議員
(新政会)
問 『気になる事』や『実現しない』案件
答 調査・研究をする
ちょっと気になることや、なかなか実現しない案件について聞く。
防災訓練の評価と課題は。
今年度は、熊本地震での教訓を生かし、情報の収集・伝達・共有をテーマにした。
避難行動要支援者の把握訓練では、今後取り組んでいく上で大きな成果があったと考える。見えた課題は、各地区の防災への関心度に大きな差があり、町全体の底上げが急務である。
住民一人ひとりの防災意識の高揚に務め、安否確認フラッグ掲示率100%を目指す。
感震ブレーカー設置事業の推進は。
平成28年度当初予算で感震ブレーカーの配布を検討したが、中部電力が、平成35年3月までにスマートメーターへの交換を行い、簡易タイプの感震ブレーカーは取り付けできなくなることから予算計上を断念した。新たな機器など調査、研究していく。
図書館入り口交差点の信号機設置、何がネックとなっているか。
半田警察署より、渋滞の著しい県道名古屋半田線の当該交差点に信号を設置する考えはない。
また原則として既設の交差点に新たに信号機を設置することはしない。との回答を得た。
図書館入り口信号機設置実現の可能性は。
前問の回答から現状では、設置の可能性は極めて厳しい。
高校までの道路拡幅は出来ないか。
都市計画道路や土地改良の計画があり、現段階ではできない。
阿久比高校への通学路の環境整備で、周辺が暗く不安との指摘や改善要望は、いつ頃からあったのか。
記録は残っていないが、指摘や要望は昭和54年の開校当初からあった。
阿久比高校通学路にこれまで講じてきた対策は。
高校や地元の要望で、阿久比駅から高校までの通学路に防犯灯を付けた。
高校通学路横の川に生い茂った草木を取り除き、安全と視界の確保を。
防犯パトロールや防犯カメラの設置で犯罪抑止に努め、法面の草刈等を行い安全を確保する。
都市計画道路名古屋半田線の東浦町緒川植山交差点が新設され東浦町入口まで開通した。今後の動きは。
東浦町地内は、区画整理事業と併せて道路工事を施工。
本町地内は東浦町地内の進捗状況による。
都市計画道路は阿久比町側から事業着手を。
本町としては、県道西尾知多線福住交差点からの事業着手を、強く要望していく。
納税や証明書等のコンビニ対応、これまでの検討状況は。
コンビニ収納について全庁的に検討し、初期導入費が不要な水道料金は、平成28年度から実施した。
納税や証明書等のコンビニ対応導入の考えは。
納付される方々の利便性の向上となるコンビニ対応収納は、高額な初期導入費と前納報奨金の取り扱いが課題であり、慎重に検討している。
投票率向上に向けた施策の展開で、本町の各種選挙での投票率に対する見解は。
本町の各種選挙の投票率は、国県の平均を上回っており、住民の選挙政治に対し関心の高さを示しているものと考える。
投票環境の向上を図ることが投票率向上に必要と考え、各種施策の展開を図る。
「陽なたの丘」投票所を増設した評価は。
地区の皆様からは、投票所が近くて便利になったとの声も聞かれている。
投票率も、町平均を10%ほど上回っており、増設の効果があったものと考える。
期日前投票所を増やす考えは。
今回参議院選挙から、新庁舎1階を使用し、好評をいただいている。
本町の人口、地勢等から考慮すると、現在の1か所で対応可能と考えるが、今後も調査研究を続ける。