Q&A一般質問 > 渡辺 功 議員
Q 議員定数は12人が妥当
A 議会の動向をみる
議員定数問題に関する昨年末からの動きを検証しながら、定数のあり方を考える。
今日までの経過
竹内町長は、昨年11月の町長選挙において、公約の一つに議員定数の削減を掲げた。
その後、1月の臨時議会に「阿久比町議会議員の定数を定める条例の一部改正」議案を提出。16人を14人とするものであった。
しかしこの議案に対し、一部議員から動議が提出された。その内容は本議案を継続審査とし、かつ平成23年4月24日以降の改選議員によって、結論を得るものとするとした。採決の結果、動議が可決され町長提出議案は廃案となり、現在に至っている。
議員の責務
議員定数問題は、民意も尊重しながら議員の責務として自ら結論を出していくことが重要。
- 本来、議員定数は議員が議論し決めるべきものと考えるが、敢えて町長が自らの選挙で公約に入れたのはなぜか。
- 議員、議会の役割をどう認識しているのか。
- 1月の臨時議会で定数16人を、14人に改めるとの議案を提出したが、14人とした根拠は何か。
- 適正な議員定数は何を基準に決めるべきかの判断材料として、その市町の(1)人口 (2)面積 (3)財政状況 (4)議員の報酬 (5)現状の行政サービスの量や質 (6)議員の活動域・能力さらに民意や他自治体の状況がある。
作成した表(下図)を基に考察すると、本町の議員数は12人が妥当と考える。町長の見解を伺う。 - 知多5市5町の人口は約62万人で、議員数は184人。名古屋市は人口220万人で、議員数75人。
自治体が細分化していると議員数が多くなる。この点を伺う。 - 町長の議員定数問題に対するこれからの対応は。
- 町民からの多くの声と、近隣市町でも議員数を削減している。
- 議会と町長は独立した機関として対等の立場にあり、相互に抑制と均衡を図りながら、町民の福祉向上のために努めていくもの。
- 14人体制の議会でも運営上問題なかった。
- 12人でも運営できるかもしれないが、少し急激な削減ではないか。
- 民意を反映する観点から一定数の議員は必要。
- 私の案は廃案になった。議会の動向をみている。