Q&A一般質問 > 山本 幸司 議員
Q 阿久比町上下水道事業について
A 県と町が一体
県と半田市の配水タンク
上水道の安定供給のため、第3供給点が板山に約7億円で計画されている。知多半島で一番高い水道料金に加え、さらに借金が増えることとなる。板山には県・半田市の配水池が3基あり、協議することが肝要である。下水道・消防・斎場・ゴミのように、広域行政で各市町との連携を図ることが、より経済的かつ効率的な町政であると思う。未曾有の不況の中、無駄な施設を造り住民負担を増やさないようにすべきでは。
下水道事業は県の流域下水道と市町村の公共下水道が連携して汚水処理を行なっていますが、上水道事業も同様に連携して水道水の供給を行なっています。県営水道がダムや河口堰から引いてきた水を浄化し、市町村営水道は県営水道から供給された水道水を家庭にお届けする役割を担っており、県と市町村が一体になって皆さまの暮らしを支えています。
複数の市町村にまたがる区域へ水道水を供給する企業団の設立は、料金体系、施設の整備状況や経営状況に違いがあることから、実現は難しいと考えています。
Q 基盤整備事業について
A 準備委員会で推進
陽なたの丘からのぞむ
阿久比・矢高地区及び宮津地区の基盤整備は、平成11年頃に町費8,000万円が投入され図面まであるが、その後進展していない。両地区とも、都市計画道路矢高・横川線の延長となり、オアシス大橋を経由する大動脈となる。両地区で非農用地として45ヘクタールの企業誘致可能な用地ができ、町の自主財源が増え雇用の促進にも寄与する極めて大きな事業である。町政が主導し早急に進展を図るべきでは。
阿久比・矢高、宮津・大矢知区の土地改良事業の進捗状況につきましては、準備委員会を開催し、事業の推進を図っています。
地権者また町にとりましても、大変重要な事業でありますので、県等の指導を受けながら実施していきます。