第140号 平成21年2月1日発行

新春のあいさつ

 希望に満ちた新しい年を迎えられ、阿久比町民の皆々様のご健勝、ご多幸と本年ますます飛躍の年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 昨年中は町政、議会に暖かいご支援と、ご理解をいただき深く感謝いたします。
 昨年を振り返ってみますれば、町制施行55周年にあたり、いろいろな記念行事も行われ、町民の皆様とお祝いすることができ、ありがとうございました。また原油高騰の波で、農業をはじめ各業界にわたって大変厳しいものでありました。それに追い討ちをかけるかのように、米国より発せられ全世界に広がりを見せた金融不安、株安、円高、倒産と100年に1度の大不況とまで言われるほどでした。それに伴い、期間労働者、派遣労働者の解雇など大変な年でありました。
 阿久比町におきましても大変厳しい財政運営を余儀なくされておりますが、行政と議会が英知を絞りやらなくてはならない事業、まず未来の阿久比を担う子供たちの安全、安心のための学校、保育園等の耐震工事に、主要道路、生活道路の、充実に向け進めてまいらなければならないと思います。
 昨年12月27日より名鉄阿久比駅に常時特急電車が停車することになり、この特急停車を発展の源として、開発すべき所は大いに開発をし、自然を残すべき所は大切に保存し守っていかねばなりません。人が人として安全で安心して、「住んでよかった」、「住んでみたい」そんなまちづくりに励んでいきたいと思います。
 「災害は忘れたころにやってくる」と、言われていますが、東海、東南海地震と、いつくるとも知れない災害に、ひとりひとりが防災意識を高め、また各地域において防災訓練の実施をぜひ実行していただき、自分が、家族が被災者とならないような手だてを考えていただきたいと思います。
 議会だよりは年4回発行しています。1人でも多くの町民の皆様方に「見て」、「読んで」いただけるような「議会だより」をめざして、議員一同がんばってまいる所存であります。町民の皆様の暖かいご支援、ご協力をお願いいたします。
 最後になりましたが、阿久比町民の皆々様のますますの発展と、この1年が幸多い年となりますことを、ご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。