第133号 平成19年5月1日発行
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いきいきボランティアグループ11 ふれあいの会
真心のこもったもてなしを
 地域の福祉は行政のサービスと共に、多くのボランティアによって支えられている。
町内で活躍するボランティアグループを紹介します。
 私達ふれあいの会は、町の健康保持事業(南部宅老所)のボランティアグループです。
 発足して4年6カ月を過ぎました。会員は60名です。月1回、高岡老人憩の家で活動をしています。
 南部宅老所の特徴は、お食事に力が入っている事でしょうか。なぜかと言いますと、利用者の多くの方はお年寄りのみの家庭や一人暮らしの方が多いため、家族のようなふれあいと共に真心のこもったもてなしに重点を置いているからです。お昼近くになって、台所から漂うおいしそうな匂いはたまりません。それだけに、会員の皆さんに負担がかかり心苦しく思っていますが、笑顔で活動して下さっています。他には女性の利用者が多いため、小物作り、健康体操、太極拳、ゲーム、歌などで一緒に楽しい時を過ごさせて頂いています。また、多くの方にボランティア訪問をお願いしています。特に保健センターの方に隔月訪問していただき助かっています。
 その他の活動としては年1回、日帰り研修を行なっていて、とても好評で参加者も多いです。昨年は介護保険、保険センターで催された健康講座にも多くの会員が出席して勉強になりました。
 利用者の方からは人生の経験を通して、色々と教わる事がいっぱいです。物を大切にすること、人の心に添う優しさ、温かさ、そんな中で生きがいも見い出しています。うつ病を乗り切った方もいます。人は寂しく仲間の欲しい時もあります。そんな時、自分と同じような思いの友と語り合っていて元気の出る事もあります。利用者がおしゃべりに夢中になっている姿を見ると「毎日よくおしゃべりの種があるなあ……」と思いますがその楽しさも分ります。
 男性の会員の方もとても助かっています。重い机の出し入れ、受付、外出の際など心強く助かっています。もっと参加者が増えることを望みます。
 活動を通してボランティアの理解を深めてもらい、心豊かな町づくりのお手伝いが出来る事を心嬉しく思います。会員のみんなの気持ちが「やらなければ」から「やりたい」へ変わりつつあるように感じます。このような思いを一人でも多くの方と共有できる活動がしたいと思います。
  (代表 細井定快)
南部宅老所
南部宅老所
編集後記
 3月定例会後の3月25日午前9時すぎに、石川県能登半島で地震が発生した。 
 その後各地よりボランティアが集まり活動している。    
 くしくも私たち議員は去る2月6日に議員研修会が開かれ、「被災を知って防災に活かそう、被災地から学んだボランティア」と題して、トヨタ自動車株式会社、社会貢献推進部ボランティアセンター長の鈴木盈宏氏の講演を聞いた。
 いざという時私たちは何ができるか、考えさせられた研修会であった。
 また、私たち編集委員の最後の「議会だより」の発行となりました
 2年間のご愛読ありがとうございました。
編集委員 石川 英治
       稲葉 景久
       岡戸 宏之
       澤田 道孝
       新海 鋭一


 





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