第128号 平成18年2月1日発行
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新春のあいさつ

12月定例会

議案等

条例制定・一部改正

意見書・陳情

常任委員会レポート
臨時会

一般質問Q&A

追跡レポート
いきいきボランティア
編集後記

バックナンバー


 歳晩、ことの他寒さが厳しく、一段と身の引きしまる思いで新年を迎えました。
 中部地域では「中部国際空港」の開港、「愛・地球博」の開催など新らたな期待、夢、希望を予感させる明るい話題もありましたがそれを上廻る悲しく、憤りすら覚える事件、事故も全国津々浦々で多発しました。
 新しい年こそ皆様にとって良い年、心温まる年となりますようご祈念申し上げます。
 始めて町政に参画させていただいた70年代は「これからは地方の時代」といわれ、80年代に入ると行政改革の中で「地方分権」が謳われ、2000年「地方分権一括法」の国会議決がありました。
 ここへ来てようやく「地方分権」「三位一体改革」「平成の大合併」と予知予告から具体的実践の段階に入りました。速さこそ感じませんが流れは止まっていないことを肌で感じます。
 市町村の合併は第一幕を閉じ、第二幕に入り、国の地方制度調査会は一歩先の道州制の審議に入ります。地方が受ける影響は大きく当面は国の政治動向から目の離せない時節が続きます。
 火の車の国家財政の立て直し施策は歳出削減と増税を中心に地方財政はもとより、一般家庭をも直撃し、その影響はさけられない状況にあります。
 地方自治体に自主、自律が求められ、地域間競争が始まり、格差即ち「勝ち組」「負け組」二極分化が懸念されます。
 備えて議会は自ら議会改革調査特別委員会を設置し、議会の権能の維持向上に向けた改革に取組んでいます。
 喫緊の課題も多く、いつの日か必ずくる地震に対する備え、昨年こそ幸いにも大きな被害を受けなかったものの風水害に対する備えも忘れてはなりません。
 治安の面では「信じられない」「憎悪すべき」「余りにも悲しい」事件、事故の報道に震感させられ、また町内の窃盗や空巣事件の多発を思う時、他人事ではありません。
 自然災害からの防備、異常な道徳感、倫理観による社会不安の尋常化、正常化。障害者、少子高齢化社会への総合的な福祉社会の構築等々、限りある財源ではあっても、町・議会ともに全身全霊で取組んで参りますが、いずれの課題も町民皆様の協力なくして向上は望めません。
 総員参加で「人」あり、「緑」あり、「歴史」あり、「文化」のある私達の町を新らたな価値ある安全、安心の街づくりを進めましょう。
 更なるお導きをお願い申し上げご挨拶といたします。
成人式
1月9日 成 人 式
新春出初式
1月8日 新春出初式

 


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