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2013.06.15


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すこやかだより
めざせ!ハッピーライフあぐい21

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先 保健センター TEL (48)1111 (内311・312)

「8020運動」をご存知ですか?

「8020運動」は、80歳になっても自分の歯を20本残そうという運動です。

80歳でおおむね20本の歯が残っていれば、なんでもよくかんで食べることができ、いつまでも元気で楽しく過ごす時間(健康寿命)を延ばすことができると言われています。

歯を失う大きな原因は、「虫歯」と「歯周病」です。特に40歳以上では、原因の50%以上が歯周病です。いつまでも自分の歯でおいしく食事をするために、虫歯や歯周病を予防し“8020”を目指して頑張りましょう。

健康な歯を保つために
□毎日の歯磨き
食事をしたら歯磨きをする習慣を身に付けましょう。夜寝る前は時間をかけてしっかり歯磨きをしましょ う。「全体的に」「何となく」磨くのではなく、1本ずつていねいに磨きましょう。歯と歯の間などに付着し た歯こう(プラーク)は完全に除去できていないことが多いので、歯間ブラシやデンタルフロスなどの利用 も効果的です。
□栄養バランスのとれた食生活
歯周病の病原菌である歯こう(プラーク)は、糖分で増殖します。糖分の多い食生活は歯周病への危険を 高めます。「過度のアルコール」「食べ過ぎ」「偏食」にも注意しましょう。
□よくかんで食べる
よくかむと唾液がたくさん分泌され、細菌を洗い流し口の中をきれいにしてくれます。
□十分な睡眠をとりましょう
人間の体は、睡眠不足になると抵抗力が落ちてしまい、歯周病菌などの細菌に感染しやすくなります。
□適度な運動を
適度な運動は、身体の抵抗力も高め、歯周病の予防にもつながります。
□たばこを吸わない
たばこを吸っている人は、吸わない人に比べて2倍〜7倍も歯周病になる危険が高いと言われています。 たばこに含まれる有害物質は、歯周病の症状を悪化させます。
□定期的に歯科健診を受ける
歯に付いた歯こう(プラーク)が固まって「歯石」になると、自分では除去できません。年に一度は歯科 健診を受けるようにしましょう。

薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

最近では、シンナーや覚醒剤、大麻だけでなく、さまざまな種類の“違法ドラッグ”が販売されています。

薬物には、高揚感を味わえるなどの作用があり、一度だけのつもりでも再び同じ感覚を味わいたくなる「依存」という性質があります。また、使っているうちに同じ量では効果が現れなくなる「耐性」という性質があります。最終的には薬物特有の禁断症状が現れ、症状の苦しさを解消するため、さらに乱用を繰り返すことになり、自分の意志では簡単にやめられなくなってしまいます。

薬物乱用は重い犯罪です。他人から受け取ったり、所持したり、使用したりすると、厳しく罰せられます。薬物乱用は本人の心身の健康を台無しにするだけでなく、他人に危害を加えるなど社会の安全をも脅かすことになります。

販売方法が、子どもでも手の届きやすいインターネットや自動販売機などに広がっており、好奇心など軽い気持ちで手を出す人が少なくありません。薬物乱用は、人体に重大な危険を及ぼす恐れがあり、大変危険です。薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」