広報 あぐい
2009.10.15
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阿久比谷虫供養

〜オアシススケッチ〜

愛知県の指定無形民俗文化財「知多の虫供養行事」阿久比谷虫供養が9月23日、坂部地区の八幡神社で行われました。

農作業で犠牲になった虫を供養するために念仏を唱えたことが始まりといわれ、平安時代の終わりころから続く民間信仰行事です。現在では町内13地区の持ち回りで行われています。

神社境内には大道場と8つの小屋を設け、町指定文化財の12幅の掛け軸などが飾られました。

午後、子ども囃子の奉納後、大道場では同行約30人が2時間に渡り、百万遍念仏を唱え、虫供養は最高潮に達しました。

夕方になると小屋が取り壊され、厳粛なムードの中で、次の当番に当たる草木地区への引き渡しが行われ、「虫供養」は来年へと引き継がれました。

 

目標は金メダル

〜オアシススケッチ〜

笑顔で健闘を誓う齋田君

第9回全国障害者スポーツ大会(10月10日〜12日新潟市で開催)で水泳25・50mバタフライに出場する、県立半田養護学校高等部3年の齋田諒磨君(福住園高台)が、9月17日出場報告に町長室を訪れました。

今大会で齋田君は、開会式で愛知県選手団の旗手も務めます。「全力を出し切って頑張ってください」と町長が激励すると、笑顔で「ぜひ金メダルを取りたい」と健闘を誓っていました。

シラタマホシクサを観察

〜オアシススケッチ〜

板山高根湿地に咲く
シラタマホシクサ

町教育委員会が貴重な生物を身近に感じてもらおうと、9月18日板山高根湿地で「自然観察会」を行いました。

湿地は、知多半島の中でも貴重な自然環境が残る場所で、年4回参加者を募り、特別に公開して観察会を実施しています。参加者は町自然観察検討委員の説明を受けながら、シラタマホシクサやモウセンゴケなどを観察しました。

シラタマホシクサは東海地方にしか生育していない貴重な植物。1年草で、菓子の「金米糖」に似た小さな白い花を咲かせることから別名「コンペイトウグサ」と呼ばれています。

あなたは写っていませんか。もし写っていれば、写真をおわけしますので連絡ください。
企画財政課 TEL (48)1111 (内303)


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