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2018.01.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 Vol.299

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内1210)

「災害って人ごと?」

近年、本町は大きな災害が起きていません。そのため、日本各地のさまざまな災害を「自分には関係ないこと」と考えている方もいるのではないでしょうか。

また、災害に対して危機感はあっても、具体的にどのような備えをしなければならないのか分からない人も多いのではないでしょうか。

そこで、実際に被災された方を熊本から招き、リアルな経験談と身近なものでできる対策を伝える講演会を開催します。

開催日
2月10日(土)
時間
午前10時~午前11時30分(受付時間 午前9時30分〜)
会場
アグピアホール(中央公民館多目的ホール)
対象者
どなたでも
定員
400人
参加費
無料
申し込み方法
1月22日(月)までに電話または防災交通課窓口で申し込んでください。(町のホームページや全戸配布されるチラシを使っての申し込みもできます)
講師
柳原志保さん
宮城県多賀城市生まれ。熊本県在住の防災士。子ども2人を持つシングルマザー。 講演会の最後に復興ソング「花は咲く」を歌うことから「歌うママ防災士」と名付けて活動

「東日本大震災と熊本地震、2回の被災経験」

講師の柳原さんは、東日本大震災で自宅が大規模半壊し、2週間の避難所生活を強いられました。その後、妹が暮らす熊本県へ子どもと移住。防災士の資格を取得し、地道な講演活動を始めた折、熊本地震でも被災しました。

移住してきた柳原さんに、熊本の人は次のように言ったそうです。「来て良かったね。熊本は地震がないよ」と。


「人ごとだと思って何もしていなかった」

こうした後悔をなくすため、被災経験を伝えることを使命にした講演は、200カ所、参加者1万人を超えています。2回の大震災を経験した方の話を聴ける機会はめったにありません。

講演を聴き、災害を擬似体験することで「自分にも起きる」と危機感を持つことができるはずです。そして、それぞれの家庭に合った防災を見つめ直すきっかけになることでしょう。