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2018.01.01


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新年のごあいさつ 阿久比町長 竹内啓二

明けましておめでとうございます。

町民の皆さまには、輝かしい希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また日頃より、阿久比町政に対しまして、ご理解とご協力をいただき感謝いたしております。

昨年は、新庁舎・多目的ホールの完成を祝う記念式典と行事を無事に行うことができました。式典では、皆さんから公募した新ホールの愛称「アグピアホール」の発表や、皆さんに選んでいただいた緞帳「阿久比の誇り」の披露などを行いました。記念行事では、山車の祝いこみをはじめ、餅まきやケイコ・リージャズコンサートなどを行い、朝早くからお集まりいただいた多くの町民の皆さまと一緒に、完成をお祝いできたことを大変嬉しく思っています。これら一連の開催に当たり、ご協力をいただきました多くの方々には、厚くお礼を申し上げます。

私が嬉しく思っているのは、町民の皆さまがこの新しい施設を使って、さまざまなイベントや発表会を開催してくださり、皆さまの「集える場所」となってきていることです。これからも皆さまに愛される庁舎でありたく願っています。それには、職員の笑顔と住民目線でのサービスの提供が大切です。役場職員一同と共に頑張ってまいります。

「頑張る」で思い出すのが、何といっても昨年12月2日に行われた第12回愛知県市町村対抗駅伝競走大会です。阿久比町が町村の部で見事に初優勝いたしました。苦節12年。その間、選手たちはあきらめることなく、年代を超えてタスキをつなぎ、栄冠を勝ち取りました。多くの町民の方が、選手の頑張る姿から感動とパワーをもらい、その姿に「阿久比町の未来と希望」を感じ取ったのではないでしょうか。

近年、本町では大規模な宅地開発が進み、若い子育て世代を中心に人口が増加しています。今後急増する児童・生徒に安全・安心な給食を安定して提供するため、新しい給食センターの建設に取り組んでいきます。併せて、学童保育の充実も図り、町の宝である子どもたちが健やかに成長できるよう努めてまいります。

また、愛知道路コンセッション株式会社により、レストランや売店などを備えた「上り線阿久比パーキングエリア」と、一般道からも利用できる「愛知多の大地」が整備される予定です。それらの整備を千載一遇のチャンスと捉え、県や道路公社、商工会などと連携を図り、町の活性化につなげていきたいと考えています。

今年は、阿久比町が誕生して65周年となります。名古屋と阿久比と三河を結ぶNAMトライアングルによる町の発展と、緑豊かな自然を守りつつ都市近郊の利便性を生かした住みやすく富めるまち「田園町富」を目指します。

そして、今年の題字「国之良幹垂愛在民」という言葉に習い、町民の皆さまに愛を込めた政策を打ち出し、誰もが「住んでいたい。住んでみたい」と思う活気ある町となるよう、町民の皆さまと共に力を合わせていきたいと考えています。

新しい年を迎え、新たな気持ちで努力してまいりますので、町政運営に一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、本年も皆さまにとりまして、実り多く幸せな1年となりますよう心より祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。