広報あぐい

2017.01.01


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新年のごあいさつ 阿久比町議会議長 久保秋男

新年明けましておめでとうございます。

平成29年の輝かしい新春を迎え、謹んで皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。平素より町議会の運営に格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。

昨年は、リオデジャネイロオリンピックが行われ、日本人選手団の素晴らしい活躍に、大いに感動いたしました。特に、磨き上げた技術でバトンをつなぎ、銀メダルを獲得した陸上男子400メートルリレーには心が震えました。さらに、愛知駅伝では、阿久比町チームが、選手一丸となってタスキをつなぎ、町村の部で第4位となりました。私も現地に応援に行かせていただき、目の前を力走する選手の姿に阿久比町の未来を感じました。

また、新庁舎も完成し、町民の皆さまをお迎えいたしました。新庁舎は、身体の不自由な方への配慮をはじめ、来庁者の動線も考え、窓が大きくて明るく、気軽に来庁できるという声を町民の方から聞き、大変うれしく思います。そして、今年の春には新庁舎と一体的に利用できる多目的ホールも完成し、町民の皆さまにとっても誠に喜ばしいことと存じます。

しかし、国内においては、九州地方で大規模な地震があり、熊本城の石垣が崩落するなど甚大な被害が発生しました。阿久比町でもそのような大地震が起これば、想像もつかない災害になると思います。幸い阿久比町では、地域で防災訓練を行っており、防災組織がしっかりしています。来たるべき大地震に備え、議会としても地区の防災組織充実の推進に協力していきたいと思っております。

本町は、陽なたの丘ができてからは、順調に人口が増え、特に若い世代の住民が増えてまいりました。人口が増えることは町にとって大変良いことだとは思いますが、そこには世代や新旧の地区の間で問題が発生することもあるかもしれません。世代を超えて協力し、より良いまちづくりを進めるには、人と人をつなぐコミュニティ活動が必要になります。その協力母体をつくることを、これから地区の方や役場と協力して進めてまいりますので、皆さまのご協力をお願いいたします。

教育につきましては、「幼保小中一貫教育プロジェクト」の下、町内で一斉あいさつ運動も実施され、どこで子どもに会っても気持ちの良いあいさつが返ってくるのは阿久比町の誇りです。

そして、何より大切なことは住民間の共助です。みどり豊かな住環境、優れた利便性を併せ持つ町として発展を遂げてきた阿久比町は、今後もお年寄りから若者まで幅広い年齢層から、住み続けたい町と思われるよう、行政と議会の充実を図り、活力あふれる地域社会を実現することが必要だと思います。

町議会といたしましても、常に皆さまと同じ視線に立ち、幸せで、魅力あるまちづくりのため、行政と力を合わせ、努力する所存でありますので、何とぞご協力をお願いいたします。

最後に、町民の皆さまにとってすばらしい年になりますようお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。