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2016.09.15


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阿久比町から交通事故を0ゼロにするために!
〜町内の主要道路でスピード調査を実施しました〜

阿久比町では、昨年、自動車の追突事故などが多く発生し、一昨年と比較して交通事故件数が増加しました。そこで、防災交通課では、ドライバー、歩行者双方が交通安全に対する意識を高め、交通事故をなくすことを目的として、町内の主要道路を走行する自動車の速度を調査し、その結果を公表することとしました。

8月19日に調査を行った結果は下表のとおりです。多くの自動車が速度超過をしていることが分かります。

ドライバーの皆さんは、この調査結果をご確認いただき、自動車を運転するときは、常に速度超過をしないよう意識して、安全運転を心掛けていただきたいと思います。また、歩行者の皆さんも、速度超過して走行している自動車が多いことを認識し、道路の横断などには十分に気を付けてください。

調査
地点
調査地点の特徴
大型トラックの走行が多く、信号が青のときに速度調査を行ったが、黄色に変わるとスピードを上げて通過する車両が多く、右折車との衝突事故が懸念された。
近隣に保育園のある生活道路であるが、10km/h程度超過して通過する車両が多く、調査隊の姿を見て、ブレーキを踏むドライバーも多かった。調査地点付近には、横断歩道もあるが、横断者が待っていても停止しない車両もあった。
交通事故が多発している緩い下り坂の交差点付近で調査を行った。交差点を横断する車両も多く、調査隊の姿が遠くから見通せたこともあり、減速して交差点に進入する車両が多かった。
長い下り坂の直線で調査を行ったため、40km/hの制限速度を20km/h程度超過して通過する車両が多かった。中には80km/h超で通過する車両もあった。
町の南部を東西に貫く町道で調査を行った。遠くから調査隊の姿が見通せたため、ブレーキを踏んで減速していたが、それでも制限速度を10km/hほど超過している車両が多かった。

※平均速度は、調査地点を通過する任意の車両20台の速度を調査した結果の平均値です。

※この調査は、半田警察署交通課の道路使用許可を得て実施しています。


【第1回の調査を終えて】

町内で昨年多く発生した交差点付近における衝突事故、追突事故の多くは、ドライバーの無理な運転、注意力散漫な運転が原因です。今回のスピード調査では、多くのドライバーが調査隊の姿を見て、急に減速する様子が見られました。昼間の慣れた道で、速度超過しているという認識が無く、横断歩道に横断者が居ても見逃してしまうドライバーもおり、危険を感じました。私たちは、もう一度、運転免許証を取得した頃の気持ちに立ち返り、緊張感を持って自動車を運転するよう心掛ける必要があります。

○高齢者の皆さんへ
高齢者が原因となる交通事故が一番多く発生しています。自動車を運転するときも、歩行するときも無理はせずに、ゆとりをもって行動するよう心掛けましょう。
○幼児をお連れの保護者の皆さんへ
幼稚園や保育園の送り迎えのときには、必ず子どもと手をつないで、離さないようにしましょう。
○ドライバーの皆さんへ
もう一度、初心に返り、気を引き締めて運転しましょう。横断歩道で待つ横断者を見かけたら、止まりましょう。