広報あぐい

2016.01.01


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阿久比町議会議長 久保秋男

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

平成28年の輝かしい新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。皆さまには、平素より町議会の運営に格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。

さて、本町では新庁舎が完成し、1月4日から新しい庁舎で町民の皆さまをお迎えいたします。新庁舎は、体の不自由な方への配慮をはじめ、町民の皆さまが自由に使えるコーナーを設けるなど、気軽に来庁できる雰囲気づくりに努めています。さらに、災害対策をはじめ、省エネルギーに対しても数々の工夫を凝らすなど、細かい配慮を加えて完成されたことは、町民の皆さまにとっても誠に喜ばしいことと存じます。

新庁舎の完成後は、新ホールの建設に着手してまいります。新ホールに関しても、町民の皆さまにとって使いやすい工夫だけでなく、避難所としても使えるよう高い耐震性を備えています。新庁舎とともに防災の拠点となるでしょう。

阿久比町としては近年にない喜ばしいニュースが続いていますが、昨年は茨城県常総市で鬼怒川の堤防が大雨により決壊し、甚大な被害が発生しました。阿久比町でも大雨が降れば、そのような災害になるかもしれません。議会としても災害のマニュアルを策定しており、迅速に対応できるよう議員一人一人が自覚をもって町民の皆さまのために尽くす所存でございます。

本町は陽なたの丘ができてから、若い世代の住民の方が増えてまいりました。人口が増えることは町にとって大変良いことだとは思います。しかし、この人口増加が、いつまでも続くものではありません。その先のことを考え、次世代に備えることが、私たちの使命であると思います。

私の住んでいる宮津山田地区では、紆余曲折はありましたが、町内会としての組織がつくられ、そのルールに基づき町内会の運営をしてまいりました。ごみ出しや盆踊りなどの町内会の行事について、地区の皆さまが決められたルールを守りながら、気持ちよく生活できていることは、一住民として誇らしいことです。町行政には最低限のことを補助してもらい、あとは、地区の皆さまで、その地区にあった町内会の運営をすることが、結果的には、阿久比町を守っていくことにつながると考えています。

みどり豊かな住環境、優れた利便性を併せ持つ町として発展を遂げてきた阿久比町を、今後もお年寄りから若者までの幅広い年齢層から、住み続けたいと思われる町にするには、住民間の共助が不可欠です。議会の充実を図りながら、行政と協力し、住民同士が協力し合える環境作りに努めてまいります。

教育につきましては「幼保小中一貫教育」のもと、町内で一斉あいさつ運動が実施され、どこで子どもに会っても気持ちの良いあいさつが返ってくるのは阿久比町の誇りです。

私も議員として、阿久比町議会議長として今までの経験をいかし、町民と行政のパイプ役としてアプローチを続けていき、阿久比町が今後さらに良くなるよう微力ではありますが、活動をしてまいります。

町議会といたしましても、常に住民の皆さまと同じ目線に立ち、皆さまが幸せを感じられるような魅力あるまちづくりのため、行政と力を合わせ、努力する所存でありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

最後に、町民の皆さまのご多幸をお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。