広報あぐい

2015.01.01


広報あぐい トップ » トピックス(1)

阿久比町長 竹内啓二

新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。輝かしい新春を迎えられた皆さまの、ご清祥をお慶び申し上げます。

私は、今回の町長選挙において、多くの皆さまから温かいご支持をいただき、4期目を務めさせていただくことになりました。皆さまからの貴重なご意見を真摯(しんし)に受け止めるとともに、任された重責を厳粛に受け止め、町民の福祉の向上と阿久比町の発展のため、全力をあげて職務に取り組んでまいります。

町民の皆さまの生命と財産と生活を守り、「安全・安心・安定」を基本にして「自然と調和した快適生活空間・阿久比」を目指して邁進します。

「NAMトライアングル」

4期目では、さらに次の町づくりのステージに向かってまいります。

名古屋(N)、阿久比(A)、三河(M)を結ぶ“NAMトライアングルライン”による町の更なる発展を目指します。名古屋にも三河にも近いという地の利を最大限に活かし、緑豊かな田園などの自然を守りつつ、都市近郊の利便性を生かし、住民が住みよい町づくりに努めます。

そして「田園町富」のスローガンのもとに頑張ってまいります。

1つ目は、子育て支援と教育のまちづくりです。

子育て環境充実のため保育料の値下げや学童保育施設の拡充を行い、教育では阿久比中学校のプール建設工事、東部小学校校舎増築工事、学校のエアコン設置やトイレ改修で教育環境の向上を図り、幼保小中一貫教育プロジェクトによる「生きる力の育成」に力を注ぎます。

2つ目は、健康で生きがいのあるまちづくりです。

地域福祉計画を推進し、サロン・宅老所など高齢者の居場所づくりを行い、高齢者が明るく自立して暮らせるようにしていきます。

3つ目は、安全・安心・快適なまちづくりです。

今年は新庁舎が完成し、今後完成する多目的ホールとともに町の防災拠点となります。今後発生が予想される大地震など災害時に備え、町民の安全・安心を守るため、ハード面とソフト面をさらに充実させていきます。また、近隣市町との交通の利便性を高めるため、都市計画道路の工事着工を目指し、現在進めている阿久比駅のバリアフリー化と循環バス事業を継続します。防犯カメラ設置や防犯パトロール強化で住民の皆さまの安全・安心を守ります。

4つ目として活力あるまちづくりです。

自主財源確保のため、企業誘致を進めながら、地元の農商工との連携を図り、地元を元気にします。また、中心市街地整備や宅地開発を進め、人口増加を維持していきます。

5つ目として自然と共生できるまちづくりです。

地域力を生かした田園整備と緑の保全事業により、ホタル飛び交う豊かな自然を守るまちづくりを進めます。

6つ目として住民と行政の協働のまちづくりです。

「住民税1%町民予算枠制度」は継続し、地域スポーツの拠点となる体育館の建設と地域の自主活動の中心となるコミュニティ組織の設立を目指します。

「新旧一体」

人口増の本町でも、少子高齢化の波を止めることはできませんが、本町で住宅を手に入れ、新しく住民になられた方も含めて協働のまちづくりを進めることで、新旧住民の一体化を図り、老いも若きも、ともに幸せになっていただきたいと思います。住民自らが行動を起こすことで防災、防犯などの安全、安心の意識を高め、地域一体となったまちづくりを進めていきましょう。

最後に、本年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますと共に、皆さまにとって幸多き新年となりますよう心からお祈り申し上げて、年頭のあいさつといたします。