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2014.11.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (242)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)
室内に潜む危険性

突然の地震に襲われて、自分や家族が“けが”をしたら、どうなるでしょうか。けがを負うと、その後の避難行動や地域の一員としての役割(共助)などすべてに支障が生じます。けがの有無の多くは、揺れ始め3秒間の行動で決まると言われています。

皆さんの家庭内(室内)を見渡して、潜む危険性を考えてみましょう。家庭内でけがをしないための予防策は次の3点です。

@家具の固定
A家具の配置
B家族全員の行動ルール

▽家具の固定と配置

室内にあるすべての家具が固定され、ガラスにも飛散防止フィルムが張られているのが理想です。固定できない家具がある場合は、どの向きにどの位置まで転倒するか(被害に遭うか)を考えます。

地震が就寝中に発生することも考えられるので、もし転倒が心配される位置で就寝している場合は、家具の配置を替えるか、就寝位置を替えましょう。

家族全員が、それぞれの部屋の中で危険な場所、安全な場所はどこかを認識しましょう。室内に必ず1箇所は、安全な場所を作ることが大切です。避難経路を確保するためには、倒れた家具でドアが塞がらないように家具を配置してください。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ピアノ、照明器具などについても危険な凶器とならないよう、転倒防止や落下防止の対策をとりましょう。

▽家族全員の行動ルール

揺れに気づいたら、身を低くし、テーブルなどの下に隠れて、頭、体を守り、揺れが収まるまでじっと待ちます。身を守るために効果的な行動は、「周囲をよく見る」「落下物から離れる」「低い姿勢をとって頭を守る」です。

揺れている時は、お互いに声を掛け合い、安全な場所にいることを確認し、無理な行動は控えましょう。子どもやお年寄りにも「室内の安全な場所」を教えておくことが大切です。「家庭でできる地震対策」について愛知県のホームページで公開されています。日ごろの地震対策の参考にしてください。
http://www.pref.aichi.jp/bousai/katei/index.html

家族が離れているときの安否確認の方法

大きな災害が起き、人々が一斉に電話やインターネットを使用すると、回線が込み合い、家の電話や携帯電話はつながりにくくなります。電話がつながらなければ、命にかかわる救助の要請もできなくなります。なるべく電話の使用は控え、緊急時にサービスが提供される「災害用伝言ダイヤル171」や「災害用伝言板」の利用を心がけましょう。

家族と電話連絡がつかなくても「安心できる」備えが大切です。災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板は、毎月1日と15日、9月の防災週間、1月の防災とボランティア週間に体験利用ができます。使用手順を確認しておきましょう。

日が短い秋こそ戸締まりをしっかりと!

宮津保育園の園児、東部小学校防犯少年団「コノハキッズ」、阿久比町安全で住みよいまちづくり推進協議会委員、半田警察署署員など約50人が参加して秋の安全なまちづくり県民運動期間(10月11日〜20日)中の10月19日、防犯キャンペーンをアピタ阿久比店で行いました。警察官の格好をした園児は、コノハキッズのお兄さん・お姉さんと啓発物品を来客者に配りながら、元気に防犯を呼びかけました。キャンペーン後、半田警察署の石川署長は「半田警察署管内では空き巣などの犯罪が昨年より増加しています。カギ掛けをお願いします」と話しました。

    
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