広報あぐい

2014.04.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(159)〜

自分を見つめ、生き方を考える

— 総合的な学習の時間4年生統一単元「2分の1成人式をしよう」—

幼保小中一貫教育プロジェクトでは「落差なき教育」を進めるため、小学校の総合的な学習の時間で、統一単元を設定しています。4年生「2分の1成人式をしよう」も、その一つです。

町内4小学校合同の式典も行われますが、毎年各小学校でも「2分の1成人式」を開いています。成人への道のりの半分に達した10歳で、これまでの自分を振り返るとともに今後の自分の生き方について考える機会。それぞれの学校での活動を紹介します。

〈東部小学校〉 1月24日(金)

保護者からの手紙を、式の直前に担任から手渡された子どもたち。真剣な眼差しで読んでから式に臨みました。生まれてからの10年間を振り返り、家族への感謝の気持ちや夢を発表するとともに、1学期から練習を重ねてきた「カノン」の曲を心一つにしてリコーダーで演奏をしました。最後に子どもたちが保護者のもとへと進み心のこもった手作りカードを手渡し、とても温かい雰囲気で式を締めくくりました。


〈英比小学校〉 2月19日(水)

始めに各学級で、一人一人が将来の夢について発表。「未来」への決意を語る中で、今までの自分の「成長」や周り人に対する「感謝」の気持ちを再確認できました。続く学年の式では、全員参加による劇「誕生から今、そして未来へ」を披露しました。実行委員を中心に台本や歌を手作りし、休み時間も友達と練習を重ねてきた子どもたちの顔には、やり遂げた充実感と自信の表情が表れていました。


〈草木小学校〉 2月6日(木)

保護者が見守る中、子どもたちは合奏と歌を披露し、一人ずつ将来の夢について発表しました。今までの成長を写真で振り返る時間には、立派に成長した我が子の姿に涙ぐむ保護者もいました。最後に子どもたちは全員で、手話を交えながら「ビリーヴ」を歌い、これからの未来も支え合い成長していくことを誓いました。緊張の中にも子どもたちと保護者がほほ笑み合い、互いの気持ちを確認することができました。


〈南部小学校〉 2月4日(火)

よさこいの踊りを力強く踊りながら登場のオープニング。全員そろって呼びかけと歌で、命の大切さと家族への感謝の気持ちを伝えました。その後は一人ずつ家族との思い出や将来の夢について発表し、家族へ手紙を渡しました。思いを手渡す子どもたちの顔は、うれしそうでした。最後は手話ソング「In our time」を歌い、感動の輪が広がった会場は、温かい空気に包まれました。