「パソコンのウイルス感染に関する」相談

◇事例（50代女性）

パソコン画面に「ウイルスに感染しました」と警告が表示されたため、ウイルススキャンを実行すると膨大なファイル数が表示された。ウイルス駆除ソフトの購入申込画面に切り替わり不安にかられたので、クレジットカード番号を入力後、ソフトをダウンロード・実行してウイルス駆除が終了した。その直後「レジストリ損傷」「ドライブ損傷」「システム損傷」と次々に表示され、全て同じ手順で対応ソフトを購入し、実行した。後になり不審に思ったので、加入しているプロバイダのウイルスチェックサービスを受けると、感染した事実はないことが判明した。だまされて購入したソフトを解約したい。

業者の電話番号が不明なので、まずはメールで解約を申し出ることにしました。後日、業者からメールで「3日後に返金手続きをする」と連絡があり、念のため利用明細をチェックし、不審な請求があった場合はクレジットカード会社に引き落としの停止を申し出るよう相談者に助言しました。番号の漏えいや悪用が心配なため、クレジットカードを利用停止にしたと相談者から報告がありました。

• 警告が突然表示されても慌ててクリックしないようにしましょう。OS（基本ソフト）やアプリケーションソフトが最新の状態でないなど、セキュリティがもろくなっているときは、偽のエラー表示をするウイルスに感染することがあります。「パソコンを調べた結果」として「ウイルス感染」「システムエラー」などの警告が表示されても、不用意に対応ソフトをダウンロードしないでください。不審なソフトを実行すると、かえってウイルス感染の恐れがあります。
• ウイルス感染が疑われる場合や誤ってダウンロードをした場合は、独立行政法人情報処理推進機構（IPA）の情報セキュリティ安心相談窓口ホームページ（http://www.ipa.go.jp/security/anshin/）で情報収集しましょう。

◎消費生活相談（無料）を行います。ご利用ください。

□日時

3月12日(水)（毎月第2水曜日）　午前10時〜正午、午後1時〜午後4時

□場所

中央公民館本館205号室

□問い合わせ先

産業観光課　TEL (48)1111（内234）

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日　午前9時〜午後4時30分　TEL (23)3300