2014.02.15
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幼稚園・保育園と小学校、小学校と中学校の間にある段差(ずれや逆転)を少しでもなくし、スムーズな接続を図ることも、町幼保小中一貫教育が目指すものの一つです。平成25年も町幼保小中一貫プロジェクト幼児教育部会のリードで「小学校体験研修」が行われました。
この研修は、3月に幼稚園・保育園を送り出した年長児の担任を中心に、園の教員・保育士が小学校へ出かけ、小学1年生の学校生活の様子を見たり、学習の補助をしたりするものです。授業後には園と小学校の情報交換や意見交換も行い、その中で、保育士や教員の相互理解や共通理解を図ることを目的としています。園と小学校での生活や指導内容の違いを理解した上で、園では「スムーズな小学校生活のスタートをきるためにどう送り出すべきか」を、小学校では「園での指導をどう生かすか」を考えます。
今年の研修は、次の日程で行われました。研修に参加した保育士・教員の感想も一部紹介します。
実施校 | 研修日 | 研修参加園 |
---|---|---|
東部小学校 | 5月17日 | ほくぶ幼稚園 |
6月4日 | 東部保育園、宮津保育園 | |
英比小学校 | 5月22日 | ほくぶ幼稚園 |
5月30日 | ほくぶ幼稚園、英比保育園 | |
草木小学校 | 6月14日 | ほくぶ幼稚園、草木保育園 |
南部小学校 | 6月4日 | ほくぶ幼稚園 |
6月5日 | 中部保育園 | |
6月12日 | 南部保育園 |
○子どもたちがのびのび生活し、成長した姿をたくさん見ることができたので安心した。
○小学校の生活の速さに戸惑いや不安を感じる子が多いと思うので、少しずつ園で生活のペースを速め、少しでも段差をなくしていきたい。
○小学校の先生との情報交換会では、あいさつや返事、話を聞く態度、給食のマナーなどについて具体的に話し合うことができた。お互いの刺激になるのでとてもよいと思った。
○小学校の学習内容は、分かりやすく工夫され、園で経験したことも多いので、子どもたちは安心して授業を受けている感じがした。
小中学校教員の「幼稚園・保育園体験研修」は、夏休みに行われました。
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