広報あぐい

2014.01.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(153)〜

 

新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

日頃は、本町の教育行政に多大なご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。平成26年がスタートしました。本年も町内の園児や小中学生にとって、すばらしい年になることを念願しています。

子どもたち一人ひとりが、希望あるすばらしい人生を切り開いていくためには、学校での充実した教育活動が必要です。それぞれの子どもが持っている才能を開花させるため、学校の先生方による熱心な指導やより良い授業を通して、日々の教育活動の中で子どもたちに「何を学ばせるのか」「何を育てるのか」が重要になってきます。そこにはもちろん、幼保小中一貫教育のより良い活動も行わなければなりません。校種を越えた人のつながり、特に保育士、教師が子どもの成長を願い、共に深い愛情を持って、情報を共有しながら、それぞれの担当する子どもの良さを、大人の暖かい励ましの言葉で、子どものやる気を引き出し、チャレンジする勇気を支えてやることが何よりも大切です。

昨年10月31日には、第3回幼保小中一貫教育実践発表会を開き、保護者や地域の方、県内外の教育関係者に多数ご参観いただきました。阿久比の幼保小中一貫教育で育つ子どもの姿を見ていただくとともに、それぞれの園、学校で落ちついた環境の中、子どもたちが着実に成長している姿を参観していただきました。平成17年にスタートしたこの活動も丸9年を経ようとしています。「阿久比町の宝は子ども」をスローガンに子どもの成長のため、行政と園学校が手を取り合い、校種を越えて先生たちが取り組んでいます。町内一斉で行う「あいさつ運動」「読書キャンペーン」「学びウィーク」などは、地域、保護者、学校が一体となり活動しています。「当たり前のことを当たり前に行う」「こつこつ努力する中で、自分の力を磨く」精神で、町内の大人たちが子どもの手本となり、子どもが大人の行動を模倣して育っています。阿久比町民全ての大人が指導者として、子どもの健やかな成長に関わってほしいと思います。

子どもの未来に夢を託すのは、保護者の願いです。それぞれの子どもが自分の持っているすばらしい才能や特技を伸ばし、充実した人生を過ごすことは、阿久比町民全員の願いです。

失敗を恐れず、自分で目標に向かって、一生懸命に努力していく姿こそが若者のすばらしい姿です。その努力を後ろから支え続けてあげるのは大人の大切な仕事です。阿久比町の各園、学校で精一杯の活動をする子どもを、全ての阿久比町民が見守り、育ち上げていく年になることを祈ります。