平成26年1月に実施される町制60周年記念事業を紹介します。

「中古車に関する」相談

◇事例（30代女性）

業者からネットオークションで走行距離10万キロメートル以上の中古車を、「現状渡し」「保証金なし」「代金308,000円」で購入した。業者が整備し、オイル交換して納車したが、翌日カーナビをつけるため、近所のディーラーに行ったところエンジンが止まり動かなくなってしまった。調べてもらうと「トランスミッションの故障で、修理代が30万円かかります。突発性ではなく、前から壊れていたと思われます」と言われた。購入業者に連絡すると「納車時に陸送したときは何の問題もなかった。数万円だったら何とかする」と言われた。修理費は払いたくないし、初めから壊れている車なので解約したい。

保証なしで購入しても、初めから壊れていたのなら販売店が瑕疵（かし）担保責任を負うことになり、修理代金を請求できると思われます。整備記録など車の状況を把握して、自動車公正取引協議会など専門機関に相談しながら販売店と交渉するように案内しました。

• 中古車は新車に比べ、消費者が契約前に製品の性能や故障の有無を見極めることが難しく、購入後にトラブルを生じることが少なくありません。不明な点は販売店に確認し、▽販売条件の確認（保証がついているか、過去の使用者の点検整備表があるか、不具合を生じた場合に整備をしてくれるかなど）▽品質の確保（初年度登録はいつなのか、走行距離はどれくらいなのか、修復歴はあるのかなど）といった内容を理解して契約しましょう。
• 自動車の購入には、特定商取引法のクーリング・オフが適用されないので注意が必要です。販売業者が、自動車公正取引協議会の会員であるかも目安にすると良いでしょう。

◎消費生活相談（無料）を行います。ご利用ください。

□日時

平成26年1月8日(水)（毎月第2水曜日）　午前10時〜正午、午後1時〜午後4時

□場所

中央公民館本館205号室

□問い合わせ先

産業観光課　TEL (48)1111（内234）

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日　午前9時〜午後4時30分　TEL (23)3300