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2013.12.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (220)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

火災予防の知識

生活の基本は、やはり住宅にあるのではないでしょうか。家に帰れば大切な家族も待っていて、気持ちも安らぐことと思います。

しかし、火災による死亡者のほとんどが住宅火災によるもので、その多くが高齢者になっています。ストーブなどの暖房器具や電気器具を使う機会が増えるこれからの季節は、住宅の防火対策がとても大切です。

●火災を防ぎ生命・財産を守るための原因別の予防法

たばこ、ストーブ、コンロ、電気器具など、身近なものが原因で火災は起きています。

▽寝たばこやたばこの投げ捨てをせず、たばこの火はしっかり消す。

▽ストーブの付近には燃えやすいものを置かず、給油するときは火を消す。

▽料理をしているときはその場を離れず、離れるときは火を消す。

▽家の周りは整理整頓をし、放火されないように気をつける。

▽風の強いときは、たき火をしない。たき火をするときは消火用具の準備をする。

▽子どもには火遊びをさせない。

▽電気器具は正しく使い、たこ足配線をやめる。コードの上には重いものをのせない。

▽コンセントなどにはホコリを付着させない。テレビの裏などは注意が必要です。

▽住宅用火災警報器などを設置し、寝具やカーテンなどは防炎製品を使用する。

▽高齢者や身体の不自由な人は近所同士で助け合う関係を築きましょう。

●火災から生命を守るため避難の方法

火災から生命を守るためには初期消火も必要ですが、炎が天井に届いてしまった場合や高齢者、子ども、身体が不自由な方などは、避難することが何よりも大切です。少しでも危ないと思ったら無理をせず、避難をすぐに開始しましょう。

▽持ち物にはこだわらず、すぐに避難しましょう。

▽一度避難したら二度と戻らないようにしましょう。

▽火災の出ている部屋の戸は閉めて逃げましょう。煙の流出を抑えられます。

▽普段から家の二方向に避難できるよう計画を立てましょう。

▽ハンカチやタオルなどを濡らして鼻と口を保護して逃げましょう。

▽煙がたれ込めてきたら、姿勢を低くして逃げましょう。

▽完全に煙にまかれたときなどは、透明なビニール袋などに空気を入れてからかぶると、個人差はありますが1分ほど呼吸ができます。

▽どうしても避難できないときは、入口の隙間に濡らした衣類やタオルなどを詰めて、窓から顔を出して救出を待ちましょう。このとき、大きな声を出して自分の存在を知らせましょう。


12月27日〜29日の3日間は、年の瀬の火災を予防するため、阿久比町消防団が午後8時〜午後12時に年末夜警を行います。

地域を守る消防団に応援をよろしくお願いします。

    
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