デンソーに所属する「バスケットボール」「陸上」「バレーボール」の女子選手たちを招いた町制60周年を記念したスポーツ教室が7月13日、14日、8月4日に行われました。各会場とも多くの子どもたちが参加し、参加者はコーチから優しく丁寧な指導を受けるとともに、アスリートと一緒に練習して汗を流しました。

3日間とも好天に恵まれ、英比小学校と阿久比中学校の体育館でそれぞれ開かれたバスケットボール教室、バレーボール教室では、こもる熱気で館内は相当な暑さ。休憩でしっかり水分補給をしながら、普段接することのない一流選手たちと楽しい時間を過ごし、練習後に行われた即席サイン会などで交流を図りました。

机のへりを使って紙に丸みを出す講師の鈴木さん

町立図書館で7月27日と28日、紙工作講座が開かれました。以前に人気のあった講座が、開館30周年の記念事業として2日限りの復活。参加した親子は協力して、印刷された紙から組み立てる部分をきれいに切り抜き、のりを使って車や動物などを立体的に造形していきました。参加者は「難しかったけど楽しかった」「子どもと話しながら協力して作業できた」と感想を語ってくれました。

講座中は参加者の手伝いに大忙しだった講師の鈴木はじめさん、石本憲司さんは講座後に「皆さん集中して作っていた。ものを作る楽しさを感じてもらえたらうれしいです」と笑顔で話しました。

念仏を唱和する同行衆

虫供養行事の一環として行われる「土用干し」が7月28日、安楽寺（板山）でありました。先導する導師の声や同行衆による百万遍念仏の唱和が、境内に響き渡っていました。

土用干しは、掛け軸や道具などを夏の風に当て、カビや虫の害から守り、痛みを防ぐために行われるもので、冬に行われる「寒干し」とともに、当番地区で毎年行われる大切な供養の行事です。

厳しい暑さとなった行事当日。町指定文化財の12幅の掛け軸などが飾られた会場内に座っているだけでも、汗が吹き出すほどでした。