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2011.11.01


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海外で得た貴重な体験を報告

〜小学生 報告書より〜

第3回阿久比町小学生海外派遣事業に参加した児童たちが「シンガポール派遣報告書」をまとめました。そのうちの一部を紹介します。

◎ホストファミリーに日本の様子が分かりやすく伝わるようにミニアルバムを作りました。日本の様子や自己紹介などを書きました。アルバムは全部英語で書くのでとても大変でした。

◎シンガポールはすごく水に困っていて、隣のマレーシアから水を輸入しています。水道の水はあまりきれいではないので、私たちはペットボトルの水を飲んでいました。

◎バスで国境を越えてマレーシアへ渡り、そこからシンガポールを見るという日本ではできない貴重な体験ができてよかったです。困ったことは英語がわからないことです。でも、ジェスチャーで何とか気持ちは伝わります。ホストファミリーも理解しようとしてくれるので、恥ずかしがらずにやるといいと思います。

◎フェンシャン小学校に行くには、朝早く起きなければなりません。午前6時に起きて、7時前に家を出ました。でも空は、まだ真っ暗でした。

◎学校に行くときに、電車とバスとタクシーに乗りました。外国の乗り物に乗るのは初めてだったので、とても面白かったし、わくわくしました。

◎僕がびっくりしたのは、学校の大きさです。それから、給食がないことです。僕たちはみんな同じ物を食べるけど、フェンシャン小学校では中国、インド、マレーシア、韓国などから来た人がいて、宗教などで食べられない物があるからかなと思いました。

◎学校でもホームステイ先の家でも、日本で食べ慣れているものとは違った味が多くて、とても日本食が恋しくなりました。

◎私は「大丈夫」と言われても、行く前まではとても不安でした。でも、いざ行ってみるとホストファミリーの人は優しくしてくれて、バディとも仲良くなれました。言葉は通じませんがジェスチャーで何とかなりました。空港でのお別れの時、別れるのがいやで悲しくて泣いてしまいました。今は会えないのでチャットでやりとりをしています。とても楽しくて思い出に残るホームステイでした。

◎僕が英語を話せなくて困っているとホストファミリーは、いろいろなことをして話そうとしてくれました。そして、僕の下手な英語もがんばって聞いてくれてとてもありがたかったです。日にちがたつと、英語での生活にも慣れ、積極的に話すことができるようになりました。今度は英語が話せるようになって行きたいと思います。

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このほかにも、ホストファミリーとおにぎり作りに挑戦し、みんなで試食会をしたことなど報告書には、子どもたちの感想がたくさん詰まっていました。これを機会に、外国に関心を持つ子どもが増え、国際交流の輪が広がっていくことでしょう。

参加した6年生児童15人
田中 瞭伍 (英比小学校)   水野 伽保 (東部小学校)   及川真結香 (英比小学校)
鹿島 杏花 (草木小学校)   菅原 晴子 (英比小学校)   竹内  一 (南部小学校)
服部 未来 (英比小学校)   岡戸  純 (英比小学校)   新美 若菜 (南部小学校)
足立 尚哉 (南部小学校)   土井 春香 (南部小学校)   竹内 琳香 (英比小学校)
竹内 さと (南部小学校)   山田 将也 (南部小学校)   田中  大 (東部小学校)