2011.09.01
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7月26日(火)にセントレアを出発した小学生海外派遣団が、7月31日(日)に無事帰国しました。派遣団は、町内の小学6年生15人で、阿久比町の代表としてシンガポールのフェンシャン小学校との交流を深め、外国を見聞してきました。
フェンシャン小学校とは平成20年度から派遣を通した交流を始めました。昨年度はフェンシャン小学校の児童を5月に迎える双方の交流を行いましたが、今年度は東日本大震災の影響で、先方の申し出により受入事業は、残念ながら中止となりました。そのため、今回の訪問は、今後の交流継続の鍵を握る大切な行事でした。
子どもたちは、学校で授業を受けたり、シンガポールの家庭にホームステイをしたりして、海外で異文化の体験と交流をしてきました。言葉の壁に戸惑ったこともあったようですが、町の代表として積極的に交流する姿が印象的でした。短期間の交流でしたが、中身は濃厚であったため、別れの時は思わず涙がこぼれてしまいました。
帰国した児童は、2学期が始まると、各学校でシンガポールの様子や交流の内容を友達に伝え、国際理解教育の一役を担っていくこととなります。海外家庭生活体験事業でカナダに派遣された中学生とともに、9月22日には、報告会を行います。海外で異文化体験をした児童・生徒が国際感覚豊かな大人となり、阿久比町をリードしていくことを強く願っています。
今回の海外派遣の様子は、現地からブログにアップされています。各小学校または学校教育課のホームページからご覧いただけます。携帯電話でご覧になる方は、http://blog.goo.ne.jp/eibi2011/ または右のQRコードを利用してください。
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8月6日(土)英比小学校で、地域の方を講師に招いて「週末子ども教室」を行いました。教えていただいたのは、缶けり・リム回し・ナンバーの外遊びと将棋など昔からある遊びです。この教室は、地域の方との交流だけでなく、仲間と遊ぶ楽しさ、触れ合うよさを子どもたちに体験させることを狙いとしています。第1回目の今回は、22人の児童が参加しました。
町では、学校支援地域本部事業を進めています。これは地域全体で子どもたちを育てよう、町全体を学舎(まなびや)にしようという願いのもと取り組んでいる事業です。英比小学校は、その試行校としてさまざまな取組にチャレンジしています。以前紹介した学生の学習支援ボランティアも、この事業の一つです。
始まったばかりの地域の方との触れ合いですが、少しずつ参加人数が増えていくことを願っています。
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