広報あぐい

2011.09.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(165)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

阿久比町全地区一斉避難訓練を実施

町内全地区一斉避難訓練として、8月21日(日)に防災訓練を行いました。昨年までと違い、東日本大震災を教訓に「まず逃げること」を考えた訓練を実施し、5,200人以上が参加しました。

訓練は、東海・東南海・南海地震が連動して発生し、家屋の全半壊や火災の発生、津波による阿久比川の一部決壊、地震による土砂災害が起こり町内各地で被害が生じたと想定。また、役場庁舎が地震で崩壊した想定で、町の災害対策本部をオアシスセンターに設置しました。

午前7時に防災行政無線で訓練開始を放送。各地区の住民の皆さんは、一次避難場所へ移動しました。避難場所では、避難人数、安否、要援護者の確認などを行い、併せて、避難経路や避難場所の検証を行いました。

一次避難場所から行政協力員がいる地区災害対策本部に各避難所の状況を報告しました。その報告を取りまとめた地区全体の状況を役場職員が行政協力員に聞き取り調査。役場職員は、災害のため車が使えない想定のもと、町の災害対策本部から自転車やバイクで地区災害対策本部まで移動し、携帯無線機を使用して町の災害対策本部に報告しました。

町の災害対策本部を設置したオアシスセンターでは、職員地震災害初動対応マニュアルを使用した東海地震の発災害後の初動訓練を行いました。消防団や半田消防署阿久比支署は、町内を巡回し、避難の案内放送を行いました。

今回の訓練では、地区の広さ、人数などの違いで、一次避難場所を設けないなどの地区による違いがありました。この訓練の反省から、今後地区で避難場所、避難方法などの見直しが進むと思われます。

災害は、いつ起こるかわかりません。皆さんも積極的に自分が住んでいる地区の自主防災会に参加するなどして、防災意識を高め、いざというときのために備えてください。

    
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