広報 あぐい
2010.9.15
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(73)〜

 

学校の先生が保育園へ

− 保育園体験研修 −

子どもたちが幼稚園・保育園から小学校の生活へ、スムーズに切り替えていくには、保育士や学校教諭の共通理解が大切であると考えています。8月1日号では、幼稚園教諭や保育士が小学校に出掛け、指導の実際を体験する「小学校体験研修」を紹介しました。今回は、小中学校の教諭が保育園で体験研修を行う「保育園体験研修」を紹介します。

今年度から、幼稚園の登園日にも、小中学校の教諭が出掛ける「幼稚園体験研修」を保育園と同様に行いました。

夏休みに入り、小中学校の教諭が保育園に出掛け、園児の様子を見たり、園での指導を体験したりする「保育園体験研修」を行いました。保育士の思いや考え、指導の仕方を知ることで、小学校ではどう受け入れるべきかを考えるよい機会となりました。

〈教諭の感想〉(一部抜粋)
○… 年長担当の保育士さんが、「時計の長い針が○○のところまでに、〜してください。」と時間を意識させたり、給食の時間に係り分担をしっかりしたりなど、小学校での生活に向けて指導していることが分かりました。
○… 小学校1年生になって子どもたちが困らないように、時期や内容を考えながらさまざまな取り組みをしていることがよく分かった。
○… 1日という短い時間だったが、保育園での様子を知ることができた。保育園での生活と一貫性のある指導を取り入れて、子どもたちが小学校生活に早く慣れるようにしていきたい。

先生たちも勉強


子どもたちが夏休み中は、学校教諭にとって研修の絶好の機会です。小学校外国語活動研修、道徳研修講座、理科実験実技研修会などの研修を行いました。

8月4日には、若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾主宰仲島正教(なかしままさのり)さんを招いて、町教職員会夏季研修会教育講演会を開きました。学校教諭のほかにも、幼稚園、保育園からも参加して、教師のあるべき姿についての話を聞きました。「教師は足で稼げ」「子どもの心にいっぱい貯金を」「教師は子どもの未来の応援団」など、教員時代の経験をもとにした話に、参加者は耳を傾けました。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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