広報 あぐい
2010.06.01
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ほたるサミットあぐい'10

□問い合わせ先        企画財政課    TEL(48)1111(内303・204)

「日本一のほたるの里」を目指す全国6市町の代表者が、6月25日阿久比町に集い、「ほたるサミットあぐい'10」を開催します。今回のサミットは、10月に愛知・名古屋で行われるCOP10のパートナーシップ事業でもあり、阿久比町から全国へ、そして全世界に向けて「自然と命の大切さ」を情報発信します。

◆ほたるサミット参加6市町◆

○和歌山県「紀の川市」
○岡山県「真庭市」
○福岡県「北九州市」
○山口県「下関市」
○滋賀県「米原市」
○愛知県「阿久比町」

環境問題や生物多様性の保全に対する意識が日々高まっている一方で、地球温暖化や、人間による開発や乱獲、外来種の持ち込みなどにより、世界中で数多くの野生生物が絶滅の危機にひんしています。

古くから人間と共生してきたホタルは、環境の変化に敏感なため、自然環境のバロメーターとして貴重な役割を果たしています。ホタルの淡い光は、私たちに心の安らぎを与えてくれるだけでなく、その環境が安全であることまで教えてくれます。

豊かな自然が残る環境に住みながらも、自然を見つめることが少なくなっている今日、ホタルの保護を通じて、自然環境を悠久に守る道を模索するため、「日本一のほたるの里」を目指す市町の代表者が一堂に会し、活力ある緑豊かなふるさとづくりを考える交流の場として「ほたるサミットあぐい'10」を開催します。

「ほたるサミットあぐい'10」にはホタルの保護活動に取り組む全国六市町が参加します。市町の取り組みの発表や、意見交換の場として、平成元年から参加市町の持ち回りで開催され、今回で22回目となります。

サミットは、今年10月に愛知・名古屋で開かれる、生物多様性条約第十回締約国会議支援実行委員会から認定を受けた、「COP10パートナーシップ事業」です。ホタル保護は、COP10の理念につながります。阿久比町で開催されるサミットから、多様な生物の保全推進を“全世界”に発信していきます。

阿久比町での取り組み


幼虫を校内の養殖場の水路に
放流する東部小児童

「ホタル飛びかう住みよい環境づくり」を目指し、町内に生息しているヘイケボタルの発生状況調査や生態などの調査研究を行っています。調査研究施設として、「ふれあいの森」にホタル養殖場を設置し、ホタル専門員による人工飼育や、エサとなる巻貝類の養殖も行っています。

小中学校では、ホタルを通じた環境教育に取り組み、中でも東部小学校では、ヘイケボタルの人工飼育を行い、子どもたちが毎日の飼育を通して環境保護の大切さを勉強しています。

石原良純さんプロフィール

石原良純(俳優・気象予報士)

1962年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。

1984年松竹富士映画「凶弾」でデビュー。その後、舞台、映画、テレビドラマなどに多数出演。

一方、湘南の空と海を見て育ったことから気象に興味をもち、気象予報士試験へ挑戦する。1997年難関といわれる試験に見事合格。

“空の楽しさを伝えられれば”と、2001年からCX「FNNスーパーニュース」にお天気キャスターとして登場、お茶の間の人気を得る。2001年に出版された『石原家の人びと』により作家としても注目を集める。

2007年度前期NHK 連続テレビ小説「どんど晴れ」、2008年度NHK 木曜時代劇「鞍馬天狗」、2009年度NHK 大河ドラマ「天地人」に出演。官公庁・地方自治体・電力会社などの環境講演会、シンポジウム多数。

□日時
6月25日(金)午前9時〜
□場所
阿久比町勤労福祉センター(エスペランス丸山)
□プログラム
午前9時〜      オープニング(東部小学校児童)
午前9時10分   開会行事
午前9時30分〜   ほたるフォーラム(6市町長による意見交換)
午前10時40分〜   共同宣言発表
午前11時〜   記念講演会(俳優 石原良純さん)
午後0時30分   閉会
□主催
阿久比町・ほたるサミットあぐい'10実行委員会
入場無料、ただし整理券が必要です。整理券は6月7日(月)から企画財政課窓口で300枚配布(先着順)します。
□問い合わせ先
企画財政課 TEL(48)1111(内303・204)


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