広報 あぐい
2010.4.15
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(63)〜

 

子どもたちの学習習慣を育むために

一貫教育プロジェクト生活習慣・学習習慣・食育研究部会では、子どもたちの学習習慣の定着を重点に置いて、2つのリーフレットを作成しました。

幼稚園・保育園の小学校入学前の園児対象に作成した「これでバッチリえんぴつのもちかた」と、小中学校の児童・生徒を対象にした「これでバッチリ毎日の勉強」です。

鉛筆の持ち方は小学校の入学説明会で配布しました。学校を回っていると鉛筆の持ち方が悪い子どもが目立ちます。小学校入学前からの習慣は、なかなか改善されません。幼稚園年長児、小学校1年生のために、掲示用の拡大版も配布しています。

リーフレットを配布して、さまざまな意見をいただきました。部会としても、配布して完了とは考えていません。大切なのは、学校と家庭が同一歩調で教えること、教師や保護者など接する大人が高い意識をもつことです。習慣は、家庭での根気強い投げ掛けが、大きな効果を生み出します。園・学校でも指導をしていきますが、家庭での協力をお願いします。

特に、近年の小中学生の学習時間は、テレビやゲームに大きく蝕まれています。予習や復習の時間が極端に少ないのが実状です。これは、阿久比町でも例外ではありません。リーフレットの配布をきっかけにして、少しでもよりよい習慣が身に付くように積極的に働き掛けていきます。

交流カリキュラム 〜番外編〜

先号で幼稚園・保育園児と小学生の交流を紹介しましたが、今回は番外編「園児と中学生」との交流を紹介します。

中学2年生は、家庭科の授業で学習した幼児の特徴をもとに、手作りおもちゃを作りました。ほくぶ幼稚園と城山保育園を訪問し、自分たちが作ったおもちゃを使って一緒に遊ぶことを通して、園児たちの評価を受けました。

実際に触れ合うことで、中学生の幼児への理解が深まったこと以上に、中学生の優しい笑顔と園児のおもちゃを見る真剣なまなざしを見て、交流の大切さを実感するひとときでした。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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