事業の進捗状況
〈購入単価と売買契約〉
市町村など地方自治体が公共用地を取得する際には、地価公示法に公示価格を基準にしなければならないと定められています。よって、買収価格の決定は、公示価格を基準にしながら、必要に応じて不動産鑑定士による土地の鑑定評価を行って適正な価格を算定します。
今回の配水池建設用地の取得にあたっては、鑑定評価格を約2割下回る価格を提示したところ、同意が得られましたので平成21年8月に土地売買契約を締結しました。
〈契約に関しての議会議決〉
水道事業が行う契約の締結と財産の取得は、地方公営企業法により、議会の議決を必要としませんが、重要な資産の取得に関しては「予算で定めること」になっています。今回の建設用地の土地約5,500m2の取得を平成21年度予算に計上し、議会の承認を得た上で買収を実施しました。
〈財 源〉
この事業では、阿久比宮津板山土地区画整理事業区域の給水に要する費用分として、団地開発事業者側(名古屋鉄道(株))に約3割を負担していただくことは決定しています。
右円グラフが建設事業に必要な財源の内訳となりますが、町の負担分が水道料金の値上げにつながらないよう建設事業費の抑制と水道事業会計全体の効率化を図っていきます。
〈各種手続き〉
建設予定地とした土地は、農業振興地域内の農用地であり、農業以外の目的で利用するには、農振除外の手続きが必要で、平成21年3月に農用地利用計画変更の申し出を行いました。
砂防指定地内行為許可申請と建築確認申請などは、着工の時期に合わせて必要な手続きを進めていきます。
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今後も、安全で安心して飲める水道水を安定的に供給できるよう努めていきますので、皆さんのご理解をよろしくお願いいたします。
- □問い合わせ先
- 阿久比町上下水道課 TEL (48)1111(内339・340)
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