広報 あぐい
2009.10.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(119)

□問い合わせ先  防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

家具転倒防止で被害を軽減

8月11日早朝に、静岡県御前崎沖の駿河湾で発生した地震では、マグニチュード6.5、最大震度6弱を観測しました。

今回の地震は、死傷者の数が比較的に少なかったと言われています。静岡県の家具固定化率は63%と高く、家具を固定することで転倒防止につながり、被害を軽減できることが実証されました。

町では、地震発生時の家具の転倒による死亡・負傷などを減らすために、対象となる家庭の家具転倒防止金具を無償で取り付けています。

○対象者

阿久比町に住所がある方で、次のいずれかに該当する世帯のうち、取り付けを希望する世帯とします。

(1) 満65歳以上の高齢者のみで構成される世帯
(2) 身体障害者手帳3級以上の方がいる世帯
(3) 精神障害者保健福祉手帳3級以上の方がいる世帯
(4) 療育手帳B判定以上の方がいる世帯
(5) 母子世帯で義務教育就学中または就学以前の子どもがいる世帯。義務教育終了後の子どもがいる場合には対象外
(6) 愛知県特定疾患医療給付受給者のうち、重症患者認定を受けている方がいる世帯
(7) (1)〜(6)に準ずる世帯で、障害者手帳などの交付を受けていない世帯で、税法上の特別障害者控除に該当する方がいる世帯
○申し込み方法(手順)
(1) 印鑑を持参して防災交通課窓口で配布する申請書に記入してください。閉庁日を除く11月30日まで受け付けます。
(2) 取り付けを希望する家具などの下見の日程を調整するため、後日、防災交通課から電話連絡します。
(3) 町が委託契約した施工業者と一緒に防災交通課担当者が訪問し、家具などの下見をします。
(4) 施工業者と取り付け作業日時を決定します。

対象となるのは、居住する家屋の寝室や居間などに設置してある家具(洋服ダンス・和ダンス・食器戸棚など)です。家電や仏壇は対象外です。1世帯4点まで町で費用を負担します。

金具の種類は、町が指定するチェーンやL型金属金具などを使用し、壁・柱等に固定します。固定するために家具などの移動が必要な場合は、家人の方で移動させてください。

地震から“わが家”を守るために

町では旧基準木造住宅(昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅)を対象とした耐震診断を実施しています。費用は無料です。

耐震診断の結果、改修の必要があると判定された住宅の耐震改修工事費に対する補助制度(条件あり、上限60万円)も実施しています。

無料耐震診断
□診断対象
昭和56年5月31日以前に建築(着工)された木造住宅(プレハブ・ツーバイフォーなどを除く)
□診断項目
基礎、地盤の状況、壁の配置バランス、壁の量、老朽度など
□申込期限
10月30日(金)
耐震改修費補助

工事着工前に申請し、町の交付決定を受けてください。

□補助の対象
(1) 耐震診断の結果、総合判定が1.0未満であること
(2) 耐震診断の判定値に0.3以上を加算して、改修工事後の総合判定が1.0以上となること
(3) 昭和56年5月31日以前に建築(着工)された木造住宅
□補助額
耐震改修費の2分の1以内で60万円が限度
□申込期限
12月28日(月)
□申し込み・問い合わせ先
建設課計画係 TEL (48)1111(内288)
    
行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。



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