広報 あぐい
2009.08.15
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すこやかだより

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先        保健センター    TEL (48)1111 (内311・312)

9月は「がん」征圧月間です

日本人の死因第1位は、27年前から悪性新生物(がん)となっています。ここ数年、がんの死亡者数は、死因第2位の心臓病の死亡者数と比べ、約2倍となっています。

がんは、早期に発見して、早期から適切な治療を受ければほぼ完治できます。しかし、自覚症状はがんの初期ではなく、進行してから出てきます。定期的に検診を受けて、がんを予防しましょう。

主ながんの特徴

◇胃がん
がんの中で最も患者が多く、昨年も5万人以上の人が胃がんで亡くなっています。自覚症状は、腹痛や胃部の不快感、食欲がなくなるなどがありますが、胃がん特有の症状ではないため、放置してしまう場合が多くみられます。
◇大腸がん
食生活の欧米化に伴い、患者の数が増え続けています。自覚症状は、血便が出る、便が細くなるなどがあります。しかし、全く症状が現れない場合もあり、多くは検診で発見されます。大腸がんは、女性に比べ、男性の方が約2倍かかりやすいと言われています。
◇前立腺がん

年齢を重ねるにつれ、患者の割合が増えています。これは年齢を重ねることによるホルモンバランスの変化が影響していると考えられます。進行すると尿が出にくくなったり、排尿時に痛みを感じたりすることがあります。しかし、初期には特有の症状がないため、発見が遅れることがあります。

◇乳がん

30歳〜64歳の働き盛りの女性では、死因のトップです。ここ40年で死者が約5倍に増えています。主な症状としては、乳房のしこりや乳房の皮膚の変化、わきの下のリンパ節の腫れなどがあります。がんの大きさが0.5cm〜1cmくらいになると自己チェックでしこりを見つけることができますが、早期のがんだと検診が有効です。

◇子宮がん
20代〜30代で増加しています。乳がんと同じく、早期に発見すれば、比較的治りやすいがんです。進行すると、月経でないときに出血があったり、普段と違うおりものが増えたりします。

がん検診を受けましょう

阿久比町では、下記のとおりがん検診を行っております。今年度、まだ受けていない方は、受診をしてください。

がん検診日程
種別 実施日 受付時間 対象(今年度) 料金 定員
胃がん 9月1日(火)
11月18日(水)
1月26日(火)
午前9時〜午前11時 胃がん・大腸がん
40歳以上
胃がん
1,000円
胃がん
100人
大腸がん 大腸がん
500円
大腸がん
100人
前立腺がん 前立腺がん
50歳以上
前立腺がん
600円
前立腺がん
30人
乳がん 9月16日(水)
10月2日(金)
11月30日(月)
1月8日(金)
乳がん
午前9時〜午前11時
午後1時〜午後2時20分
乳がん
40歳以上
乳がん
1,200円
乳がん
70人
子宮がん 子宮がん
午前9時30分〜午前11時
午後1時〜午後2時20分
子宮がん
20歳以上
子宮がん
700円
子宮がん
100人
骨密度 骨密度
午前9時〜午前11時
午後1時〜午後2時20分
骨密度
40歳〜70歳の5歳間隔の年齢になる女性
骨密度
1,000円
骨密度
80人
今年度、70歳以上の方は無料です。
各がん検診は、年に1回ずつしか受けられません。
9月16日(水)、10月2日(金)・11月30日(月)実施の乳がん検診は締め切りました。
□問い合わせ先
保健センター TEL (48)1111(内311・312)


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