自主防災活動の必要性
地震など大規模な災害が発生すると、役場や消防署・警察署などの防災関係機関は全力で活動します。しかし、
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火災や家屋倒壊で直ちに救助・救出活動ができない。 |
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道路や橋が壊れたり、倒壊家屋や青空駐車があったりするために、消防車や救急車などの緊急車両が通れない。 |
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電話がかかりづらくなり、消防や警察への通報がかかりにくくなる。 |
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水道管が破損した場合は、十分な消火活動が出来なくなる。 |
など、行政の活動が遅れることが予想されます。
このような状況の中で危険が迫ってきたら、どのように行動しますか。
隣の家から煙が出ていたら、近所の人が倒壊家屋の下敷きになっていたら、知り合いの方がケガをされていたら……。このようなときに、自らの手で初期消火や救助・救出活動、応急手当をしなければ、被害を最小限に食い止めることが出来ません。一人ひとりが力を合わせ、近所の方々と助け合うことで、尊い命を助け、財産を守ることができます。
災害に立ち向かうためには、「自分たちの地域は自分たちで守る」自主防災の意識が必要です。
自主防災の活動
町では、皆さんの自主防災活動を積極的に推進するためにさまざまな支援をしています。
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自主防災会育成補助金制度 |
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自主防災会資機材補助金制度 |
これらは、地域の防災力を高め、災害の軽減を図るための補助金制度です。
高齢者世帯などの要援護者を対象に家具4点までの転倒防止金具を無償で設置します。
消防阿久比支署や地元消防団から指導を受け、消火器による初期消火訓練や消火栓からの放水訓練を実施します。
消防阿久比支署の指導で、身近なモノを使った応急手当や心配蘇生法、AED機器の操作方法、負傷者の搬送方法を習得します。
防災交通課では、地震防災を中心とする“防災出前講座”を地域に出向き、実施しています。趣味やボランティア活動など少人数のグループでも構いません、気軽にご相談ください。 |