行政評価とは、「行政の行っているさまざまな仕事が、その費用に見合うだけの効果(成果)を出しているのか」、「無駄や重複になっている部分はないのか」などといった視点から行政の仕事を見直し、行政の進め方を改善していく取り組みです。
行政評価システムを活用することで、住民ニーズに即したよりよいサービスを効果的・効率的に提供することができ、目標を明確にして客観的な評価を行い、その評価結果に基づく改善を次年度以降の計画、実施に反映させるものです。
自分たちの仕事を今まで以上によく知り、よりよい事務事業にしていくという前向きな取り組みにより職員自らが考え、それぞれの仕事を見つめ直し、よりよい行政に変えていくことを目指します。
施策評価により、「施策の目的・目標」、「施策の評価」、「施策の方向性」を洗い出しています。各施策の目指すところ(目的)を明確にし、現状を客観的に分析することで、施策の方向性を明示しています。
改善の方向性 |
内容 |
件数 |
拡充 |
投入量(人・予算等)の拡大により、さらに大きな成果を求める。 |
16 |
改善 |
投入量(人・予算等)はそのままに、手段などの見直しによる、有効性などの改善を図る。 |
157 |
縮小 |
投入量(人・予算等)の低減により、効率性の改善を図る。 |
2 |
現状維持 |
現状の投入量(人・予算等)成果を維持する。 |
175 |
民間委託 |
事業そのものを民間など外部へ委託する。 |
0 |
廃止・終了 |
事業を一時的に取りやめ、様子を見る。事業を廃止する。 |
2 |
合計 |
352 |
事務事業名 |
評価者のコメント |
担当課 |
土木施設の占用、使用、承認工事などに関すること |
PR方法の工夫をして、住民に適切に情報を公表する。 |
建設課 |
住宅用太陽光発電施設導入促進事業 |
自然エネルギーを利用し温暖化防止を図るため、補助事業を推進する。 |
環境衛生課 |
ごみ処理事業 |
広域でごみ処理を行っているが処分場など残余量がなく、今後、ごみの増加に対応する施設の確保が必要となる。 |
環境衛生課 |
レジ袋有料化事業 |
レジ袋の有料化について検討を行う。 |
環境衛生課 |
合併処理浄化槽設置費補助事業 |
国、県と合わせ補助事業を実施している。今後、単独浄化槽からの転換の促進をする。 |
環境衛生課 |
災害対策施設整備事業 |
避難場所などへ備蓄倉庫を順次設置していく。防災行政無線の難聴区域の改善に努める。 |
防災交通課 |
防災普及事業 |
自主防災会を対象とした防災研修会を実施するとともに、全地区に防災委員を創設した新しい自主防災会の育成に努める。 |
防災交通課 |
水道拡張事務 |
第3供給点建設に向けた準備を進める。 |
上下水道課 |
健康づくり健康体操に関する事業 |
地域で自主的に健康づくりに取り組む人の割合を増やすためにも、連絡会に対し支援の充実を図る。 |
環境衛生課 |
母子保健乳幼児健診事業 |
町で行う健診のほか、妊婦には5回、乳児には2回の健診代の補助を行い、産婦検診の補助の検討をし、子育て支援をする。 |
環境衛生課 |
障害者自立支援事業 |
新たな法律の施行による対応が必要となる。 |
住民福祉課 |
権利擁護事業 |
成年後見センターとの連絡体制を強化する。 |
保険課 |
農地基盤整備事業 |
宮津地区および阿久比・矢高地区の土地改良事業の推進を図る。 |
産業課 |
企業誘致関係事業 |
工業用地の確保と企業誘致に努める。 |
産業課 |
幼保小中一貫教育プロジェクト事業 |
町の主要な事業として今後拡充していく。 |
学校教育課 |
職員研修事務事業 |
研修は、自己研鑽をする上で大変有効であり、重要であるので、できるだけ参加するよう努める。 |
総務課 |
事務事業名 |
評価者のコメント |
担当課 |
老人保健医療事務 |
後期高齢者医療制度へ移行。 |
保険課 |
阿久比町の教育作成事務 |
町の教育の現状を紹介する刊行物であるが、隔年の発行でよい。 |
学校教育課 |
事務事業名 |
評価者のコメント |
担当課 |
交通災害共済事業 |
平成19年度で廃止した交通災害共済事業の支払いは、平成20年度で終了した。 |
防災交通課 |
町制55周年記念事業 |
多くの記念事業を実施し、住民とともに町制施行を祝うことは意義深いことである。住民参加の記念事業を実施した。 |
企画財政課 |