2月27日、阿久比中学校の3年生が卒業を前に、町内の保育園と幼稚園の9カ所に奉仕活動へ出掛けました。生徒たちはそれぞれ自分たちが通った園に出向き、門のペンキ塗りや清掃作業を行いました。
生徒たちは3年間、駅前清掃や草取りなど多くのボランティア活動に取り組みました。「中学を卒業しても、私たちにできるボランティアを続けていこうと思います」と意気込みを話していました。
3月3日と4日には、「お祝い給食会」が開かれました。町給食センターが卒業する生徒たちへ、思い出に残る給食になるようにと催し、中学校のアザレアホールで先生や仲間と一緒に、義務教育最後となる給食を楽しく食べました。
メーンディッシュには好きなものが2種類食べられるように「鶏の空揚げ」「エビフライ」「ポテトグラタン」が用意され、食べたいものを選んでテーブルに着きました。生徒は「いつもおいしい給食が食べられてよかった。センターの皆さんありがとう」と感謝の気持ちを語り、「毎日食べていた給食を食べられなくなるのは残念です」と、卒業して給食が食べられなくなることを惜しんでいました。
2月27日、南部小学校3年生の児童82人が町の民俗資料を保管する倉庫(椋岡)を見学に訪れました。
倉庫には、中世の陶器から昭和30年ころまで使われていた日用品や農機具などが保管されています。
児童たちは社会科の勉強で、昔の暮らしについて学習しています。古い道具を実際に手に取ってみたり、社会教育課職員の説明を聞いたりしながら、真剣にメモを取っていました。
「便利な時代に生まれたと思います」と感想を話し、電気やエンジンのない時代の道具を見て大変驚いていました。