広報 あぐい
2009.02.15
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すこやかだより

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先        保健センター    TEL (48)1111 (内311・312)

酒と上手な付き合いを

家族や友人とのだんらんのひととき、酒を酌み交わせば話が弾み、食事もおいしく進みます。しかし、それはほどほどで切り上げてのことです。上手に付き合って酒による事故や病気を予防しましょう。

酒は百薬の長

「酒は百薬の長」ということわざがあります。適量の飲酒であれば、血液の流れを良くする、リラックス効果がある、人とのコミュニケーションを円滑にするなど、たくさんの良い効果があります。

しかし、飲酒を長年続けていると、徐々に飲む量が増えていく傾向があり、健康に害を及ぼすケースがあります。

飲み過ぎが原因となる病気

・急性アルコール中毒
・アルコール性脂肪肝
・アルコール性肝炎
・肝硬変
・アルコール依存症 など

酒を健康的に飲む方法

(1)適量を守る
☆ビール・・・・・中ビン1本
☆日本酒・・・・・1合
☆ウィスキー・・・ダブル1杯
☆焼酎・・・・・・1/2合
☆ワイン・・・・・120ml
(2)食べながら飲む
空腹時に一気に酒を飲むと体内への吸収スピードを高め、酔いの回りも速く、肝臓に負担を掛けてしまいます。豆腐や豆類、魚、鶏肉など、低脂肪・高タンパク質のつまみを選んで食べましょう。
(3)ゆっくり飲む
「一気飲み」や「がぶ飲み」など、飲むスピードが速いと肝臓に一層の負担を掛けてしまいます。
(4)はしご酒、ちゃんぽん飲みは避ける
店が変わると気分が変わり、お酒の種類が変わると味が変わって、知らず知らずのうちに飲み過ぎてしまいます。注意してください。
(5)濃い酒は薄めて飲む
濃い酒は胃壁を荒らすだけでなく、常に深酔いが味わえるため、アルコール依存症になりやすいと言われています。
(6)深夜まで飲まない
日本酒1合を代謝するのに3時間〜4時間掛かります。次の日に酒を残さないために、深夜まで飲むことはやめましょう。
(7)薬を一緒に飲まない
薬も肝臓で代謝されるため、一緒に飲むとより肝臓に負担を掛けてしまいます。
(8)人に飲酒を強要しない
酒が飲める体質かどうかは、人によって違います。飲み方は個人差があるので人に強要することはやめましょう。
(9)休肝日をつくる
週に2日は、肝臓を休ませる休肝日を設けましょう。
(10)健康診断を受ける
年に1度は健康診断を受け、肝臓の状態を確認しましょう。


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