広報 あぐい
2008.09.15
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(25)〜

 

家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き

生活習慣・学習習慣・食育研究部会で作成した「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」の中から、中学校子育てQ&Aの一部を紹介します。家庭教育の参考にしてください。

子育てQ&A

中学生の「しつけ」のポイントは。

子どもの人格を尊重しながらも、「善」「悪」の判断を自らつけられるように軌道修正してあげることが大切です。よい行いはしっかりと“ほめ”、よくない行いは“しかり”ましょう。

(1) ほめるときには笑顔を忘れずに。
(2) しかるときは、次のことに気を付けましょう。
  何がいけなかったのかをはっきりと伝える。
  「怒り」にまかせるのはよくないが感情を込めて話す。
  子どもの表情を見ながら話す。
  失敗をせめるだけの内容や口調にならないようにする。
  しかりっぱなしにならないよう、最後に必ず励ます。
子どもの「失敗経験」を活かすには、どうすればよいですか。

「失敗」の種類にもよりますが、むやみにしからずに次への挑戦のステップとなるように励ますことが大切です。

(1) 子どもの取り組みを温かく見守り、良かった点はほめる。
(2) 悪かった点については、同じ失敗をしないための改善方法を考えさせる。必要に応じてアドバイスする。
(3) 失敗経験が人を成長させていくことを教える。
「時間を守る」「清掃ができる」「あいさつができる」を強調するのはなぜですか。

3つとも、自立して社会生活を営む上で必要な基本的生活習慣だからです。

職場や学校など、集団による共同生活・共同作業の場では、時間を決めて活動する場面がほとんどです。「時間を守る」意識は、「約束を守る」意識ともつながります。いずれも、「信頼」を得るための基本となることがらです。

「あいさつ」は、人間関係の潤滑剤です。基本は家族間のあいさつです。

「清掃」は環境美化につながり、整理整とんにもつながります。整理整とんは、仕事の効率向上にもつながります。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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