生活習慣・学習習慣・食育研究部会がまとめた「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」から、中学校2年生(14歳)の部分を紹介します。家庭教育の参考にしてください。
家庭や学校・地域社会での自分の役割を自覚し、行動する生徒
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あいさつ(オアシス)が、場面に応じて正しくできる。
場面に応じた服装ができる。
客や訪問者への適切な応対ができる。
家庭や学校で自分が果たす役割を考え、行動する。
ボランティア活動に積極的に参加する。
自分の学習について評価し、進んで学習する生徒
自分にあったより効果的な学習方法を見つけ実践する。
目標を達成するためには学習が必要なことを知る。
進路についていろいろな情報を得る。
3食以外のおやつや夜食にも気を配る生徒
表示について知り、安全安心な食材を選ぶ。
おやつや夜食の役割を理解した上で食べる。
簡単な調理をする。(1食分)
社会生活におけるあいさつの大切さについて話し合う。
外出先や目的にふさわしい服装について話し合う。
来客への応対について話す。
家族それぞれの役割とは何かを話し合う。
仕事の意義について話し合う。
いつでも相談できる雰囲気をつくっておく。
学ぶことの大切さを、経験をもとに語り掛ける。
将来の夢について話題にしたり、保護者の職業観について話をしたりする。
買い物の際、常に表示を確認して、納得した買い物をするなど家庭が賢い消費者の手本となる。
おやつや夜食について子どもと一緒に相談しながら作る。
一緒に調理をしたり、時には買い物から調理まで任せたりする。
相手や場面に応じた、気持ちのよいあいさつを実践させる。
式や集会、授業時など、時と場に応じた服装をさせる。
来訪者への接し方について話す。
学級の係・当番、行事での自分の役割に責任と誇りを持たせる。
職場体験の意義を踏まえた上で活動に参加させる。
目標に向けた学習の必要性を教える。
学習の進め方についてアドバイスする。
個々の生徒の適性発見に努めるとともに、多様な情報を選択する方法について教える。
食品の表示から加工食品の成分や栄養成分を読みとり、自身の食生活に活用できるよう指導する。
おやつや夜食の上手な取り方を指導する。