広報 あぐい
2008.02.01
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温暖化から地球を守ろう
私たちができる地球温暖化対策 その2

□問い合わせ先  環境衛生課 TEL (48)1111(内317)

今回の温暖化対策は、家庭の主婦がよく使うキッチンに目を向けて、地球と財布にやさしい省エネのヒントを紹介します。


冷蔵庫

家庭での消費電量の内訳は、エアコン、照明に次いで冷蔵庫が3番目に多いとされています。冷蔵庫の使い方を見直すことで、CO2の排出削減につながります。

まず、適切な設定温度にしましょう。周囲温度15℃で、設定温度を「強」から「中」にした場合、CO2排出量を年間23.3kg削減できます。

次に、冷蔵庫の中を整理しましょう。冷蔵庫の奥に忘れてしまった食べ残しなどがありませんか。未開封の缶詰やびん詰類など、常温で保存できるものは冷蔵庫から出しましょう。たくさん詰め込んだ場合と半分にした場合を比較すると、半分にした場合は年間で16.6kgのCO2排出量が削減できます。無駄な開閉を減らし、熱いものをそのまま冷蔵庫に入れないようにしましょう。

冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にした場合、
年間で23.3kgのCO2排出削減!
1,360円の得になります。

(周囲温度:15℃)


電子レンジ

煮込み料理の野菜は、電子レンジにかけてから鍋へ。野菜の下ごしらえに電子レンジを活用すると節約になります。ブロッコリーやカボチャなどの果菜の下ごしらえで電子レンジを使うと、年間のガス使用量9.10m3と電気使用量151.3kWhの差額約1,030円が節約、年間で158.kgのCO2排出量が削減できます

果菜(ブロッコリー・カボチャ)などの下ごしらえを電子レンジで行うと、
年間で15.8kgのCO2排出削減!
1,030円の得になります。

※100gの食材を、1Lの水(27℃程度)に入れ沸騰させ煮る場合と電子レンジで下ごしらえをした場合


ガス給湯器

湯を流したままでの食器洗いはエネルギーの無駄です。洗う前に水に付け、ヘラや新聞紙などで汚れを拭き取れば、使う湯の量も少なくて済みます。例えば食器を洗うときに低温に設定すれば、年間でガス使用量は8.80m3の省エネ、CO2排出量は20.8kg削減でき、年間約1,310円の節約になります。湯を沸かすときは水からではなく、給湯器の湯を利用すると省エネになります。

食器を洗うときはガス給湯器を低温に設定すると、
年間で20.8kgのCO2排出削減!
1,310円の得になります。

※65Lの水道水(水温20℃)を使い、湯沸かし器の設定温度を40度から38℃にし、2回/手洗いした場合


ガスコンロ

ガスコンロを使うときは、鍋ややかんなど調理器具の大きさに合わせて炎を調整しましょう。調理器具の底がぬれたままでは、水を蒸発させるのに余分なエネルギーを使うので、必ず水滴を拭き取ってから火に掛けるようにしましょう。鍋ややかんは丸い底のものより平らな底の方が、熱効率がよく、省エネになります。コンロに点火するのは、鍋ややかんをのせてからにしましょう。

ガスコンロで、炎がなべ底からはみださないように調整すると、
年間で5.6kgのCO2排出削減!
350円の得になります。

※水1L(20℃程度)を沸騰させるとき、強火から中火にした場合(1日3回)

参考文献:「チーム・マイナス6%」ホームページ

□問い合わせ先
環境衛生課 TEL (48)1111(内317)


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