広報 あぐい
2007.12.15
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(7)〜

 

家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き

生活習慣・学習習慣・食育研究部会では、6歳から15歳までのそれぞれの年齢が目指す姿の設定とその姿を実現するための家庭、園・学校からの働きかけを「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」としてまとめました。今回は中学1年生(13歳)の部分を紹介します。

小中学生の保護者には、2学期末の保護者懇談会(12月中旬)で、各校から「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」を配付します。家庭教育の参考にしてください。


中学1年生(13歳)の目指す姿
生活習慣

家庭や学校での自分の役割を自覚する生徒

あいさつ(オアシス)を場面に応じて正しくする。

言葉の大切さを自覚し、場面に応じた言葉づかいをする。

身だしなみに気を配る。

予定を意識し、時間を守る。

正しい判断に基づき、場に応じた行動を取る。


学習習慣

分からないところをそのままにせず、解決しようとする生徒

学習に対して関心や意欲をもち、進んで取り組む。

授業の準備をして始業を待つ。

予習・復習をして学習に取り組む。

進路について考える。


食育

3食(特に朝食)の大切さを理解し、主体的に食事を取る生徒

栄養バランスの取れた朝食を毎日食べる。

栄養のバランスや適量が分かる。

学校給食の献立に関心をもち、思春期の食事の大切さが分かる。


家庭からの働きかけ

社会生活におけるあいさつの大切さについて話し合う。

敬語の必要性と使い方について話す。

外出時の服装について話す。

時間を守ることの大切さについて話す。

中学生らしい行動とは何かについて話す。

がんばりを認めほめる。

時間を決めて学習できるように支援する。

家庭学習の環境を整え、家庭学習を習慣づける。

将来の夢について話題にする。

毎日朝食を用意し、食べる習慣をつける。

中学生としての自覚をもたせ、生活リズムを整えさせる。

食卓を共にする。

買い物を共にし、食品の選び方や経済的な購入(旬のものを使う)について一緒に考える。

準備や後片づけを一緒にする。

一緒に調理を楽しむ時間をもつ。

献立表を見える所に張り、感想を聞いたり、話題に取り上げたりする。


学校からの働きかけ

場面に応じたあいさつの仕方を教え、実践させる。

相手・場面に応じた敬語の使い方を指導する。

正しい身なりを意識させる。

登下校時刻の遵守、予鈴着席、速やかな教室移動を意識させる。

学校生活の各場面における行動について意識させる。

学習のねらいをはっきりさせ、目標をもって取り組ませる。

学習とそれ以外のけじめをつけるように指導する。

計画的に学習に取り組むよう指導する。

夢に向かう道筋について考えさせる。

朝食の大切さを教え、自分で整えることができるよう支援する。

自分の食生活上の問題をつかみ、解決できるよう指導する。

年齢と体に応じた食べ方をするよう指導する。

極端な少食や偏食に注意し、給食1食分を食べるよう指導する。

献立や食品について関心をもたせる。



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