広報 あぐい
2007.11.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(73)

□問い合わせ先  防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

応急手当の必要性(1)

応急手当でどのくらい生命が救われるか

もし、あなたの大切な家族や友人が、心臓や呼吸が止まってしまった時に救急隊が到着するまで何もしなかったら、命を救うことが大変難しくなってしまいます。

カーラーの救命曲線(改変)

右記の表は、「カーラーの救命曲線」といい、
(1)心臓停止後、約3分で50%死亡
(2)呼吸停止後、約10分で50%死亡
(3)多量出血後、約30分で50%死亡
を示しています。

時間の経過とともに助かる確率が格段に低くなってしまいます。

尊い命を救うためには、「119番通報」「応急手当」「救急隊の処置」「医療機関での治療」のどれもが早く連携よく行われることが大切です。


応急手当をする前に

突然、目の前で人が倒れると、何をしていいのかわからなくなってしまうことがあります。

大切なことは、まず「落ち着くこと」です。自分が何をしてあげられるか落ち着いて考えてください。

次に安全な場所であるか確認してください。安全でなければ安全に応急手当をすることができる場所に移動させるか、安全な場所を確保するようにしてください。

救急隊が到着するまで適切な応急手当をし、救急隊員に交替してください。

半田消防署阿久比支署[TEL (47)0119]では、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の取り扱い方の講習を行っていますので、正しい応急手当を学びましょう。

白沢台地区で防災ずきん作り

 

自分の身を守るために


中央に置かれた防災ずきんを
見本に作業に取り組む
「なでしこ会」メンバー

10月11日、白沢台集会所で地区の老人会女性部「なでしこ会」のメンバー20人が防災ずきん作りを行いました。

身近なものを使って防災ずきんを作ろうと、家庭にあるタオルなどを持ち寄り、ずきん作りに取り組みました。

指導に当たったあいち防災リーダーは「防災ずきんは頭を守るために必要です。避難所では枕にもなります」と説明をし、参加者は「今日は自分のずきんを作りましたが、家に帰ってから家族全員分を作りたいと思います」と話していました。



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