広報 あぐい
2007.04.01
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苗代句会作品集

 
名宝展(めいほうてん)()()太刀(たち)冴返(さえかえ) 岡戸 隆明
冴返(さえかえ)るひとりの(ぜん)堆朱箸(ついしゅばし) 新美 京子
あたたかき砂場(すなば)(ちい)さな(わす)(すき) 加藤 吉朗
手庇(てびさし)(あお)総門(そうもん)涅槃西風(ねはんにし) 溝口スミ子
あたたかき(あめ)際立(きわだ)磨崖仏(まがいぶつ) 北中 祥子
学僧(がくそう)(にほ)墨染(すみぞめ)梅二月(うめにがつ) 菅原ルリ子
(あたた)かと一言(ひとこと)(かわ)()会釈(えしゃく) 浅利 和子
(わら)ぼっち()一輪(いちりん)冬牡丹(ふゆぼたん) 都築 玲子
黒檀(こくたん)卓子(テーブル)(ひか)春障子(はるしょうじ) 赤津 千城
草青(くさあお)十字(じゅうじ)墓標(ぼひょう)(うみ)() 前田 泰男
()(あそ)母子(おやこ)(そそ)()(ぬく) 新美 弘子
数万(すうまん)(ひと)(おと)(ひかり)(ゆき)まつり 深谷  靖
(あたた)かや苦労話(くろうばなし)(いま)があり 新美八枝子
(ふゆ)ぬくし(こと)()くホテルの同窓会(どうそうかい) 下内 信幸
(ぬく)(ぬま)水面(みなも)(なに)(さわ)ぎだす 井本 庄一
汐見坂(しおみざか)(のぼ)れば(てら)(うめ)(かお) 豊田 定男
冴返(さえかえ)空気(くうき)ふるわせ(とり)()ちぬ 石田 稔一


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