広報 あぐい
2006.03.01
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生活で感じたことを詩で表現

 

平成17年度「心のうた」作品から


家庭生活での経験は、個人の人格形成に生涯を通じて強い影響を与え、生涯学習の出発点となる大きな役割を果たします。

阿久比町家庭教育推進協議会では、小学校4年生から中学生までを対象に、毎日の生活の中で感じたことを歌った詩を年に2回募集し、「心のうた」として冊子にまとめています。

平成17年度に推進協議会が優秀作品として選んだ作品を紹介します。

「心のうた」作品集は3月中旬ごろから、町立図書館や社会教育課で閲覧できます。ご覧ください。


□問い合わせ先
社会教育課 TEL(48)1111(内262)

心ってふしぎだな
心は一人一人ちがう
みんな思うこともちがう
だから心ってふしぎ
みんな心がおなじだったら
今どうなっているんだろう
けんかも 言い合いも
なにもなくて
つまらないかもしれない
私だったらいやだなあ
みんな心がちがうから
楽しいことも
悲しいことも
あるんだ

(東部小学校4年 滝澤紗綾香)

たんぽぽは強い

たんぽぽは強い
ふまれても
雪がふっても
きれいな花をさかせてる

たんぽぽは強い
どこにでも芽を出す
アスファルトの下からも

たんぽぽは強い
優しくって 暖かい
太陽のようだ

たんぽぽのように
私もなれるだろうか

(英比小学校6年 柴田ちはる)


おっ すごい音がする
滝じゃないか
上からザーザー
ああなんてすずしいんだろう
おっ にじができている
おっ 水がかかった
滝の下に行くと
すごいいきおいで
落ちてくる

(草木小学校4年 内藤大吾)

お兄ちゃん

お兄ちゃんは足が速い
わたしではとうてい
かなわない

お兄ちゃんは無口だけど
やさしいところもある
だから好き 大好き

お兄ちゃんは たいへんそう
勉強に部活に
とてもたいへんそう
もっとゆっくりすれば
いいのになあ

(南部小学校5年 浜崎佳菜)


歩み

さあ歩き出そう
前だけをしっかり見据えて
さあ歩き出そう
大地をしっかりふみしめて
さあ歩き出そう
ゆっくりでいい
少しずつでいいから
さあ歩き出そう
どんな高いかべでも
どんな強い風でも
乗り切ることはできるから
そしてそのとき
人は大きくなれるから
さあ歩き出そう
はじめの一歩をふみだそう

(阿久比中学校1年 岡戸 悠)

言葉の力

言葉には力がある
人を悲しませる力
人を怒らせる力
人を笑顔にさせる力
言葉には大きな力がある
たった一つの言葉でも
相手を傷つける
たった一つの言葉でも
相手を勇気づける
だから僕は考える
君にどんな言葉を伝えようかと

(阿久比中学校3年 竹中宏樹)



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