広報 あぐい
2005.10.01
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

10月1日は浄化槽の日

浄化槽の保守点検は定期的に

□問い合わせ先  環境衛生課 TEL(48)1111(内317)

10月はクリーン排水月間です

水の汚れは、かつては産業排水などが主な原因となっていましたが、規制が強化され排水処理対策が進んだ今日では、生活排水が汚れの大きな原因となっています。

美しい川や海をいつまでも大切に守っていくためにも、家庭でできる生活排水対策に協力してください。


家庭でできる生活排水対策

  • 流しの排水口には、目の細かいストレーナーや水切りネットを備えましょう。
  • 食器についた汚れは、ふき取ってから洗いましょう。
  • みそ汁などは作り過ぎないようにしましょう。
  • 油はできるだけ使い切りましょう。やむを得ず残った場合は、吸着剤を使ったり、牛乳パックに新聞紙を入れて吸着させるなどして、燃えるごみとして出してください。
  • 洗剤やシャンプーなどは適量を使いましょう。たくさん使っても洗浄力は変わりません。

浄化槽の管理

浄化槽は保守点検や清掃を適正に行い、法律で定められた水質調査を受けましょう。保守点検は3カ月〜4カ月に1回、清掃は年に1回以上の実施が定められています。人槽(浄化槽の処理能力)によって異なりますので、別表で確認してください。


別表
※保守点検は下記のとおり行ってください。

合併処理浄化槽

合併処理
処理方法 浄化槽の種類 回数
分離接触ばっ気方式
嫌気ろ床接触ばっ気方式
脱窒ろ床接触ばっ気方式
処理対象人員20人以下 4カ月に1回以上
処理対象人員21人以上50人以下 3カ月に1回以上
活性汚泥方式 1週間に1回以上
回転板接触方式
接触ばっ気方式
散水ろ床方式
1.砂ろ過装置、活性炭吸着装置または凝集槽を有する浄化槽 1週間に1回以上
2.スクリーンおよび流量調整タンクまたは流量調整槽を有する浄化槽 2週間に1回以上
1および2以外の浄化槽 3カ月に1回以上

単独処理浄化槽

単独処理
処理方法 浄化槽の種類 回数
全ばっ気方式 処理対象人員20人以下 3カ月に1回以上
処理対象人員21人以上300人以下 2カ月に1回以上
処理対象人員301人以上 1カ月に1回以上
分離接触ばっ気方式
分離ばっ気方式
単純ばっ気方式
処理対象人員20人以下 4カ月に1回以上
処理対象人員21人以上300人以下 3カ月に1回以上
処理対象人員301人以上 2カ月に1回以上
散水ろ床方式
平面酸化床方式
地下砂ろ過方式
6カ月に1回以上

合併処理浄化槽を設置しましょう

合併処理浄化槽は、し尿と生活排水の両方を処理する浄化槽で、し尿だけを処理する単独処理浄化槽に比べ、生活排水の汚れを大幅に少なくすることができます。

平成13年4月1日から、浄化槽の新設時には、原則として合併処理浄化槽の設置が義務づけられました。すでに設置されている単独処理浄化槽についても、合併処理浄化槽への転換の努力義務が課せられました。

□問い合わせ先  環境衛生課 TEL(48)1111(内317)



<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>