広報 あぐい
2005.05.15
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花かつみ園 一般公開

6月5日(日)〜19日(日)

□問い合わせ先  社会教育課 Tel(48)1111(内280)
 

草木地区にある花かつみ園で、保存会(竹之越隆幸会長)により、大切に保護されている「花かつみ」の一般公開が始まります。
花かつみは、アヤメ科の多年草。野花菖蒲(ノハナショウブ)で、鮮やかな紫色の花を咲かせます。
室町年間に伯耆(ほうきー鳥取県西部)の国から草木の下芳池に移植したと伝えられています。
永禄3年(1560)、桶狭間の合戦の際に、徳川家康の武運長久を祈り、家康の生母於大の方が坂部城で、この花かつみを「勝つ」という言葉に心を込めて仏前に捧げたという伝説も残っています。
大正時代には「幻の花」と騒がれて盗掘にあい、絶滅してしまったと言われていました。
昭和初期、ひとりの植物愛好家が自生の1株を発見、その後地元の人々によって保護されてきました。
昭和62年「花かつみ保存会」が結成され、同年「花かつみ園」が設置されて一般に公開されています。
今年も、鮮やかに紫色に輝く「花かつみ」を鑑賞して、初夏の訪れを感じてください。

■一般公開の期間
 6月5日(日)〜19日(日) 時間 午前9時〜午後4時
■早朝開放(写真撮影など)
  6月11日(土)、12日(日) 午前6時から
 

 
期間中、短歌・俳句・狂俳の作品募集をしています。
園内のボックスに投函してください。


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