広報 あぐい
2005.05.15
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あぐいぶらり旅〜知多四国八十八カ所 弘法参り

シリーズ 阿久比を歩く 3

伝説

 
邪鬼がこの地方を荒らして、人々を苦しめていた。大変武勇に勝れた英比丸が、その邪鬼を退治して地中に深く埋め、再び出現しないようにと魔除けの柊を植えたと言われる。
ある夜、邪鬼を埋めた柊の下で慈覚大師が野宿をしていた。角の生えた童子が土の中で苦しんでいる姿を夢で見た。翌朝、大師は柊を倒して、その柊で仏像を刻みまつったのが平泉寺の起こりと伝えられている。
 

県指定文化財

 
阿久比町誌・阿久比の寺院から写真掲載    
不動明王立像
 
阿弥陀如来座像
 
毘沙門天立像
(昭和29年指定)   (昭和40年指定)   (昭和29年指定)
秘仏で一般には公開されていない。高さ125cmの中心一木造りで、藤原後期の作品と思われ慈覚大師の作と伝えられる。   高さ99cmの寄木造りで、仁平3年(1153)という制作年代が書き込まれ、藤原後期の作品で県下の銘のある仏像のなかでは、最古のものとされる。   高さ115cm。不動明王立像よりやや後期の作品と思われ、運慶の作と伝えられる。



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