広報 あぐい
2005.04.15
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(13)

防災交通課(内208)

災害協定を調印

「災害発生時における資機材置場に関する協定」デンソー阿久比製作所と結ぶ

東海地震をはじめ、大規模地震災害などに備えるための応急対策の一環として4月1日、阿久比町はデンソー阿久比製作所と災害発生時における資機材置場に関する協定を結びました。

災害発生後のライフライン施設・設備の復旧の遅れは町民の皆さんの生活をはじめ、社会的に大きな影響を及ぼし、極めて緊急性を要します。

協定は、各ライフライン事業者の応急復旧工事など、緊急措置を円滑に実施するため、デンソー阿久比製作所内敷地の一部を、災害時にライフライン復旧拠点の資機材置場として借用することなどが取り決められています。

今後は各ライフライン事業者との調整を図り、発災前の応急対策を推進していきます。

 
調印後に握手をする平松デンソー阿久比製作所長と町長

災害発災後のライフラインについて、次のような注意が必要です。

○ガス

ガスの使用中に感震器が大きな地震を感知すると、マイコンメーターが自動的にガスを遮断しますので安全です。地震が発生し慌ててガス栓を閉めにいくと、ケガや火傷を負いますので、揺れが収まってから落ち着いて行動してください。

○水道

飲料水の備蓄は最低1人3リットルを3日分家庭で用意してください。生活水は風呂に水をためる習慣が大切です。

○電気

避難する時は、ブレーカーを落として(電気を遮断して)おきましょう。復旧後に電力会社が送電し、家屋内の断線で発生する 通電火災 を防止するためです。

○電話

地震で受話器が外れたら、元に戻してください。外れたままでは通話中と同じ状態になり、電話の混雑を回避するためです。家族や親戚などとの連絡は「NTT災害用伝言ダイヤル」を利用しましょう。



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