
火災は皆さんの命や財産を奪う大変恐ろしいものです。空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節ですので、火災に対し、十分な備えをしましょう。みんなで声を掛け合うなど、家族や近所の助け合いを大切にして、火災予防に取り組みましょう。
- ■火災の発生件数
- 半田消防署管内(半田市、阿久比町、武豊町、東浦町)では、平成28年中に建物火災33件、車両火災6件、その他火災17件と、合計56件の火災が発生しました。火災による負傷者は10人、死者は2人です。前年と比べると建物火災は5件減、車両火災2件増、その他火災9件減となっており、合計で12件減少しています。
- 前年と比べて火災の件数は減少しました。しかし、空気の乾燥するこの季節は、ちょっとした油断から火災が発生してしまいます。火の取り扱いには、十分注意してください。
- ■出火原因
- 平成28年中の出火原因の1位は「放火(疑いを含む)」で17件、続いて「たばこ」で5件、「こんろ」2件と続きます。
- 放火は、「されない」「させない」ことが大切です。家の周囲を明るくし、不要な可燃物を置かない、物置や空き家には鍵を掛けるなど、放火されない環境を作りましょう。
点検していますか? 住宅用火災警報器
住宅用火災警報器は、火災をいち早く感知し、警報音で知らせてくれる機器です。設置することで火災による被害を小さくすることはできますが、きちんと作動するには、日頃の維持管理が大切です。機器には交換時期があります。おおむね10年経った機器は、本体を交換しましょう。
- ■電池切れに注意
- ▽定期的に点検ボタンや点検ひもでメッセージや警告音が鳴るかの作動確認をしましょう。
- ▽鳴らない場合は、電池がきちんとセットされているかを確認し、それでも鳴らない場合は電池を交換してください。
- ■定期的な掃除
- ▽警報器の内部にホコリが入ると誤作動を起こす原因となります。汚れなどは乾いた布で拭き取ってください。
- ■こんなときは必ず作動確認を
- ▽警報器を設置したとき ▽警報器を掃除したとき ▽電池を交換したとき
- ▽設置場所を変えたとき ▽長期間留守にしたとき
- ■問い合わせ先
- 知多中部広域事務組合消防本部予防課 TEL (21)1491
